【ファインダイン】とは?メリットやウーバーイーツとの違いを解説!

飲食店のデリバリー文化が浸透しつつある日本。デリバリーのノウハウを持たない店舗の代わりに、ドライバーがお客様のもとに料理を届けてくれる「デリバリー代行サービス」の勢いに注目が集まっています。
数あるデリバリー代行サービスの中でも「Finedine(ファインダイン)」は、丁寧な配達と、他にはない広告代行サービスで加盟数を伸ばしてきているのをご存知でしょうか。本記事では、ファインダインの魅力や特徴を解説しながら、昨今デリバリー代行サービスとして特に注目されているウーバーイーツとの比較についてまとめました。

ファインダインとは

宅配寿司で有名な「銀のさら」が運営するライドオンエクスプレスグループが提供している「本格レストランのデリバリーサービス」です。宅配ずしを長年行ってきたノウハウを活かしたスピードと品質の良さが、味のクオリティを重視する有名店や高級店に好評となっています。配達はファンダインの専属スタッフが行うため、デリバリーにノウハウのないレストランでもデリバリー業界に参入することが可能となりました。

ファインダインの特徴

ファインダインでは店選びに注力しており、他のデリバリーサービスでは加盟していない店舗もファンダインであれば加盟しているという場合も多いようです。
銀のさらを運営する企業が提供しているという安心感も、ブランド力のある店舗の加盟数を伸ばしている背景にあるでしょう。

加盟店には老舗高級店として有名な和食の「暗闇坂 宮下」や、中華の「南国酒家」などがあります。ファインダインの最低単価は1,500円、平均注文単価4,000円と顧客単価も高いので、他のデリバリーサービスとは異なるターゲットを集客することが可能となるでしょう。

ユーザーの客層


ファインダインのユーザーは男性よりも女性の割合が高い傾向にあります。通常のテイクアウトメニューよりも少し豪勢なメニューが多いため、普段子どもと一緒に入店できないような有名店のメニューを注文したり、常に行列な有名店の味を家庭や会社で味わいたいと利用する方は多いようです。

ファンダインに加盟するメリット

こちらではファインダインに加盟するメリットについて4つまとめました。高級店や有名店などの加盟数が多いことから、導入コストが心配になる方もいるかもしれませんが、ファインダインは飲食店に寄り添ったサービスを展開しています。ファインダインの登録前にぜひ確認してみてください。

設備投資なし

配達用のバイクの購入代やリース代、配達スタッフの確保は飲食店が負担する必要はありません。ファインダインでは専属のデリバリースタッフがいるため、宅配スキルのない飲食店でも、初期費用を気にせずデリバリーを開始することが可能なのは、コストが心配な飲食店にとってありがたいですよね。

売り上げ向上

売上が伸びにくい時間帯や天候不良の場合など、本来店舗にお客様が訪れにくい状況でも、デリバリーサービスを導入することで売り上げを確保できます。また、これまで待ち時間の関係上、店舗に立ち寄れなかったという見込み顧客も、獲得することが出来るでしょう。
新型コロナウイルスの影響を受け席数を減らしたり、短縮営業を行っている店舗では、デリバリーの収益は売り上げの補填というよりも、収入の柱として効果を発揮するのではないでしょうか。

宣伝はファンダインが負担

せっかくデリバリーを始めたとしても、消費者にデリバリーを開始したことを認知されていなければ意味がありません。ファインダインでは、デリバリー開始後に重要となるメニューや、DM、チラシなどのポスティングはもちろん、Webを使ったプロモーション等を負担します。対象エリア内の顧客に、最低でも3ヶ月に1度のペースでポスティングを行うため、飲食店の負担なく消費者にデリバリーの宣伝を伝えられます

提供エリア

「ファインダイン」は東京23区の麻布や高輪といった高級店が軒を連ねる地区をきっかけに、現在20か所以上の事業所を構えています。(詳しい提供エリアはコチラ)登録店舗は2020年現在で約1,000店で、エリアの拡大と共に加盟店も増加しています。

安心感

ファインダインは宅配サービスのノウハウが豊富な「銀のさら」の運営企業が提供しているということもあり、配達への安心度が高いようです。消費者にとってせっかくオーダーした商品が崩れていたり、時間経過によって味が落ちていれば、店舗へのイメージダウンに繋がるでしょう。ファインダインでは、保温・保冷を兼ね備えた専用バイクで配達するため荷崩れや、味の劣化が起きる心配がありません。店舗の味をそのまま届けたいと考えている店舗からも好評となっています。

ファインダインの加盟店になるために把握しておきたいこと

ファインダインの手数料

飲食店がファイダインへ支払う手数料は「非公開」となっており、問い合わせする必要があります。店舗や提供エリアによって異なるので、出店を検討している店舗は公式ホームページの問い合わせをご確認ください。

ファインダインの契約期間

ファインダインの契約は6ヵ月毎の更新となっています。デリバリーの売り上げは導入した途端に効果が表れるわけではなく、リピートによって徐々に売上が伸びていく傾向があります。お客様が店舗の味を、自宅や会社などで再現できると満足してくれれば、確実にリピートに繋がるジビネスモデルです。契約前に、デリバリー用の容器のお試しが出来るため、店舗の味を再現できるかを確認してから、デリバリー契約が出来るというのも安心ポイントの1つですよね。

ファインダインとUberEats(ウーバーイーツ)の違い

デリバリーサービスの大手「ウーバーイーツ」は2016年から日本でのサービスが開始したサービスとなっており、消費者と飲食店の仲立ちにウーバーイーツの配達員が配置されています。ウーバーイーツでは、配達員が個人であるため、店舗は人材を用意する必要がなく、配達範囲の細かい限定も不要です。ウーバーイーツについてもっと知りたいという方は、コチラの記事もチェックしてみてください。


》【人気記事】ウーバーイーツの仕組みやメリットも徹底解説!
 

最低単価

ファインダインは商品の最低単価は1,500円~となっており、一方でウーバーイーツは最低価格は設けていないため0円から価格設定が可能です。店舗が想定している商品相場や、ターゲットユーザーの平均単価と合わせ、どちらが向いているかを検討しましょう。
注意したいのは、ウーバーイーツへの支払い手数料。ウーバーイーツでは、価格を自分で決めることが可能ですが、ウーバーイーツへの手数料も加味して価格設定する必要があります。

手数料

飲食店がファイダインに支払う手数料は、公式ページ上「非公開」とされていますが、初回費用と代行手数料(販促・受注・発注・配送・代金回収等)がかかります。
ウーバーイーツに支払う手数料は「1配達ごとに売上金の35%」と設定されています。そのため商品は、配送手数料を上乗せして、儲けの出る料金に定めるようにしましょう。この手数料は、店舗がウーバーイーツに直接振り込むのではなく、ウーバーイーツが飲食店の代わり集めた金額を、入金時に差し引くというシステムになっています。店舗にとって振込手数料がかからないというのは安心ですね。

配達員

商品を店舗から指定の場所まで運んでくれる配達員。
ファインダインの配達員は各事業所に所属するファインダインの従業員が行い、ウーバーイーツでは「配達パートナー」と呼ばれるフリーランスの配達員が届けています。ファインダインは専用バイクで配達しており、ウーバーイーツはバイクも配送ボックスも自前となっています。    

配達時間

ファインダインの配達時間は、平日11:00~14:00、16:30~22:00/土日祝11:00~22:00と決められていますが、ウーバーイーツの配送時間はおおよそ9:00~24:00。ファインダインの配達時間は、ウーバーイーツよりも短いのが特徴です。都心部では特に深夜の注文需要があるため、夜遅くの顧客を獲得したいと考えている店舗では、ウーバーイーツを利用したほうがいいかもしれません。しかし深夜営業はしていないという店舗であれば、ファインダインはランチ需要・夕食需要を抑えた時間帯に対応しているため、さほど配達時間による問題はないでしょう。
 

》【出前館vsウーバーイーツ】手数料や違いを比較!結局どっちがメリット多い?

まとめ

ファインダインの最低注文価格が1,500円~と設定されている為、加盟店の相場もウーバーイーツよりも高額に設定されています。ファインダインの加盟店は有名店や高級店も多いため、ブランド力のある店舗にはおすすめです。また保温・保冷機能k備えた専用バイクで配達するため、より商品価値を保ちたいとお考えの飲食店も安心して利用できるでしょう。
デリバリーサービスの導入をこれから検討するという飲食店は、是非こうした特徴を比較しながら検討してみてくださいね。
 

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