「導入して本当にメリットがあるの?」
「自分の店舗に最適なものが判断できない」
POSレジには、業務効率化や顧客満足度の向上による売上アップ、人件費削減など多くのメリットがあります。
しかし、デメリットも無視できません。「費用対効果は得られるのか」「運用に課題はないか」といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、POSレジの特徴や仕組みから、デメリットとその解決策、メリットや業種別の選び方まで徹底解説。さらに、向いている店舗や失敗しないチェックリストも紹介します。
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目次
▼この記事で紹介している商品
POSレジとは?特徴・仕組み
POSレジとは「販売情報を記録・分析できるレジ」
POSとは 「Point of Sale」の略で、販売時点で商品の売上や在庫を管理するシステム です。
POSレジは従来の手打ち型アナログレジとは異なり、バーコードスキャンや電子決済に対応し、リアルタイムで売上データを処理します。
これにより、店舗運営の効率が向上し、顧客への迅速なサービス提供が可能になります。
POSレジの主な種類は4つ
POSレジは主な種類は「ターミナル型POSレジ」「タブレット型POSレジ」「パソコン型POSレジ」「決済端末一体型POSレジ」の4つです。

POSシステムとは?違いとイメージ図
POSシステムを分かりやすく言うと、 店舗の販売データを管理し、業務を効率化する仕組みのこと です。
商品の売上や在庫、顧客情報をリアルタイムで記録・分析し、会計から経営戦略までをサポートします。
従来のレジとは違い、単なる会計機能に留まらず、データ分析や複数店舗管理など幅広い機能を搭載。
POSレジは、「POSシステムを搭載したレジ本体そのもの」を指し、会計を含む店舗運営全体を支えます。

POSシステムが解決できる課題
POSシステムは、 在庫管理の煩雑さ、会計ミスや時間のロス、売上データの分析不足、キャッシュレス決済への対応遅れ、複数店舗の管理負担 といった課題を解決します。
店舗の課題 | POSシステムによる解決策 |
---|---|
在庫管理の煩雑さ | 在庫データをリアルタイムで把握し、売上と連動して自動更新。手間を削減し、過不足リスクを最小化。 |
会計ミスや時間のロス | 正確な計算を瞬時に実行し、キャッシュレス決済対応で会計時間を短縮。ミスを防ぎ顧客満足度を向上。 |
売上データの分析不足 | 時間帯別・商品別の売上データを詳細に記録・分析。データに基づく仕入れや販促計画をサポート。 |
キャッシュレス決済 への対応遅れ |
多様なキャッシュレス決済を一括管理し、顧客の利便性を向上。競争力を強化。 |
複数店舗の管理負担 | クラウド上で全店舗の売上・在庫を一元管理。本部からリアルタイム確認でき、迅速な意思決定が可能。 |
POSレジのデメリットとは?
コスト面のデメリット
- 導入・運用コストがかかる
- 追加費用がかかることも
- インターネット環境に依存
- スタッフの習熟に時間がかかる
- レジの故障時に業務がストップ
- 既存システムとの相性問題
- データ漏洩・不正アクセスのリスク
- サーバーダウン時にデータが消える可能性
コスト面のデメリット
導入・運用コストがかかる
POSレジ導入のデメリットとして、初期費用と運用コストが挙げられます。
コストは事業規模や導入するシステムによって異なりますが、 しっかりと予算を見積もり、長期的な運用計画を立てることが重要 です。
初期費用
- 目安:小規模店舗で50万円/中規模店舗で100万円程度
- ハードウェア購入費用(POS端末、レシートプリンター、バーコードリーダーなど)
- ソフトウェアライセンス料(POSシステムの購入またはサブスクリプション料金)
- インストール費用(システム設定や初期導入作業)
- ネットワーク環境の整備費用(Wi-Fiや専用回線など)
運用コスト
- 目安:月額1万円から5万円程度
- ソフトウェアの定期アップデート費用(バージョンアップやセキュリティパッチ)
- メンテナンス費用(システム障害時の対応や修理)
- サポート契約費用(24時間対応サポート、電話サポートなど)
- トレーニング費用(従業員への操作教育)
継続的なコスト
- 取引手数料(クレジットカード決済手数料、QRコード決済手数料など)
- システム管理費用(データバックアップやセキュリティ管理)
追加費用がかかることも
POSレジの導入では、想定外の追加費用が発生するケースがあります。
例えば、 初期設定後に店舗のニーズに合わせてカスタマイズが必要になった場合、別途開発費用がかかる ことがあります。
また、ハードウェアの故障やシステムの拡張(例:新店舗追加)で予期せぬ出費が生じるケースも少なくありません。
追加コストは事前に予測しにくいため、予算計画に余裕を持たせることが求められます。

運用面のデメリット
インターネット環境に依存
POSレジはネットワーク接続に依存しているため、インターネットや内部ネットワークの不具合が発生すると、業務に大きな影響を与えるリスクがあります。
例えば、 ネットワーク障害が発生すると、売上データの同期ができなくなったり、決済処理が遅延したりする 可能性があります。
ネットワークの安定性を確保するために、バックアップ回線やオフライン機能を備えることが重要です。
スタッフの習熟に時間がかかる
POSレジの導入に伴い、スタッフは新しいシステムに慣れるためのトレーニングを受ける必要があります。
特に、タッチパネルや複雑な操作画面が多い場合、従業員がスムーズに使いこなすまでに時間がかかる ことが少なくありません。
運営の効率化が遅れる可能性があるため、初期導入時の教育と継続的なサポート体制の構築が大切です。
レジの故障時に業務がストップ
POSレジの導入において、システムトラブルのリスクは避けられません。
例えば、ソフトウェアのバグやハードウェアの故障が発生した場合、 売上データが正しく記録されない、決済処理が遅延する、在庫管理に誤差が生じる などの問題が発生することがあります。
このようなトラブルが起こると、業務の中断や顧客対応の遅れ、最悪の場合は顧客からの信頼失墜につながります。
既存システムとの相性問題
POSレジの運用面でのデメリットとして、既存システムとの相性が悪いと使いづらい点も挙げられます。
例えば、在庫管理や会計ソフトと連携する際、 互換性が不足しているとデータ同期に不具合が生じたり、手動での調整が必要になる 場合があります。
システム間の連携をスムーズにするには、カスタマイズや追加開発が必要となるため、事前の互換性確認が不可欠です。
セキュリティ面のデメリット
データ漏洩・不正アクセスのリスク
POSレジは、売上や顧客情報などの重要なデータを扱うため、セキュリティ対策が欠かせません。
システムがハッキングされると、顧客の個人情報やクレジットカード情報が漏洩する リスクがあります。
さらに、POSレジがインターネットに接続されている場合、外部からの不正アクセスやウイルス感染の危険も増します。
サーバーダウン時にデータが消える可能性
POSレジのセキュリティ面でのデメリットとして、サーバーダウン時にデータが消える可能性があります。
クラウド型のPOSシステムでは、インターネット接続が途切れたり、サーバーが障害を起こすと、 取引データや顧客情報が一時的にアクセス不能になるだけでなく、バックアップが不十分だと完全に失われるリスクもある のです。
対策として、自分の店舗内でデータを保存する仕組みを用意しておくことが求められます。
POSシステムで実際に起きた情報漏洩事件
近年、POSシステムを狙うサイバー攻撃が増加しており、日本国内でもカード情報流出事件が発生しています。
米国では2013年のTarget社事件以降、POS端末にマルウェアを侵入させ、カード情報を盗み出す手口が主流となった。2016年には日本でもハイアットリージェンシーのPOSシステムが攻撃され、顧客のカード情報が流出したことが確認されている。
参考:国内のPOS加盟店からカード情報流出事件が発生│PCI DSS
2024年のPOSシステム事件
2024年8月、気仙沼市立病院で4万8651人の患者情報が漏洩した可能性が判明。原因は、病院移転に伴い処分したPOSレジ端末がフリマアプリに出品され、落札者から警察を通じて発覚したことだった。
参考:4万8651人の患者情報が流出 廃棄したPOSレジ端末にデータ残存│日経XTECH
POSレジのデメリットを解決する方法
コストを抑える方法
- 補助金・助成金を活用する
- 無料プランや低コストなPOSレジを選ぶ
- 決済手数料の安いプランを選ぶ
- オフラインでも使えるPOSレジを選ぶ
- 直感的に操作しやすいシステムを導入する
- トラブル対応のサポート体制を確認する
- データのバックアップを定期的に取る
- 強固なセキュリティ対策がある製品を選ぶ
コストを抑える方法
補助金・助成金を活用する
POSレジ導入に活用できる主な補助金・助成金として、 「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」「業務改善助成金」「ものづくり補助金」「働き方改革推進支援助成金」 などが挙げられます。
これらの制度は、中小企業や小規模事業者の業務効率化や生産性向上を目的としており、POSレジの導入費用を一部補助するものです。
各制度は対象となる業種や条件、補助額などが異なるため、制度の利用を検討する際には、事前に詳細な情報を確認することが不可欠です。
補助金対象のPOSレジを問い合わせる
【2025年最新】IT導入補助金とは?2024年との変更点や対象者、申請枠をわかりやすく解説
2024年と2025年のIT導入補助金の違いを踏まえて、申請枠や補助額・補助率、スケジュールを徹底解説していきます!
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無料プランや低コストなPOSレジを選ぶ
POSレジのコストを抑える方法として、無料プランや低コストなPOSレジを選ぶことが有効です。
SquareやAirレジのようなサービスは、 基本機能が無料で提供され、初期費用を大幅に削減できます 。
また、低価格のサブスクリプション型POSシステムを選べば、必要な機能だけを利用しつつ月額費用を抑えられます。
🔗【関連記事】で低コストなPOSレジ6選を詳しく見る
決済手数料の安いプランを選ぶ
POSレジのコストを抑える方法として、決済手数料の安いプランを選ぶことも有効です。
クレジットカードやQRコード決済の手数料は取引ごとに発生するため、手数料率が低いサービス(例:Squareの3.25%やPayPayの1.98%など)を選択すると、 長期的なコストが削減できます 。
運用面の課題をクリアにする
オフラインでも使えるPOSレジを選ぶ
POSレジの運用面の課題を解決するには、オフラインでも使えるPOSレジを選ぶことが有効です。
インターネット接続が不安定な場合でも、 取引記録を一時的に端末に保存し、後で同期できるシステムなら、業務の中断を防げます 。
直感的に操作しやすいシステムを導入する
POSレジの運用面の課題をクリアするには、直感的に操作しやすいシステムを導入することも効果的です。
複雑な操作が必要だと従業員の混乱やミスが増え、効率が落ちる ため、UIがシンプルで分かりやすいPOS(例:AirレジやUMaTレジ)を選びましょう。
トレーニング時間を短縮し、新人でもすぐに使いこなせる環境を整えれば、業務フローがスムーズになります。
トラブル対応のサポート体制を確認する
POSレジの運用面の課題を解決するには、トラブル対応のサポート体制を確認することが大切です。
システム障害や操作ミスが発生した際、 24時間対応など迅速に対応できるサポートがあれば、業務停止のリスクを最小限に抑えられます 。
セキュリティリスクへの対策
データのバックアップを定期的に取る
POSレジにおけるデータ紛失やシステム障害を防ぐには、定期的なデータバックアップが有効です。
例えば、 毎日営業終了後に売上データや顧客情報をクラウドや外部ストレージに保存する習慣を設ける ことで、万が一のトラブル時にも迅速な復旧が可能になります。
さらに、バックアップのスケジュールを自動化するツールを導入すれば、手動でのミスを防ぎながら業務の効率化も図れます。
強固なセキュリティ対策がある製品を選ぶ
POSレジのセキュリティリスクを軽減するには、強固なセキュリティ対策が施された製品を選ぶことも重要です。
例えば、 暗号化通信や多要素認証を備えたPOSシステムを導入する ことで、不正アクセスやデータ漏洩を防止できます。
さらに、信頼性の高いメーカーの製品を選定し、サポート体制を確認すれば、トラブル時の対応も安心です。
POSレジのメリット・導入効果

売上・在庫の可視化による経営改善
POSレジの最大のメリットは、売上と在庫を可視化し、経営改善に役立てられる点です。
従来のレジスターでは、売上データを手動で集計する手間や、在庫管理の複雑さが悩みの種 でした。
しかし、POSレジなら売上をリアルタイムで記録し、商品ごとの売れ行きを瞬時に把握可能です。在庫も自動更新されるため、過剰在庫や品切れを未然に防げます。
その結果、経営者は正確なデータをもとに戦略を構築し、効率的な店舗運営で利益を最大化できるのです。
レジ業務の効率化と人件費削減
POSレジのメリットは、レジ業務の効率化と人件費削減です。
従来のレジスターでは、手動での金額入力や釣り銭計算に時間がかかり、ミスも発生しがち でした。
しかし、POSレジはバーコードスキャンで瞬時に商品を登録し、正確な計算を自動で行います。
レジ業務が効率化された分、人員配置を見直せば、人件費の削減にもつながります。
キャッシュレス・インボイス対応
POSレジのメリットは、キャッシュレス決済とインボイス対応です。
従来のレジスターでは、現金のみの対応や手動での領収書発行が主流で、顧客ニーズや法令対応に追いつけない 課題がありました。
一方、POSレジはクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済をスムーズに処理でき、顧客満足度を高めます。
また、インボイス制度に対応した請求書の発行も簡単で、経理業務の負担を軽減します。
マーケティング活用(顧客データ分析)
POSレジのメリットは、マーケティング活用を通じた顧客データ分析です。
従来のレジスターでは、機能がシンプルな売上記録のみに限定されており、顧客の購買傾向や好みを把握するのは難しい という課題がありました。
しかし、POSレジなら購入履歴や来店頻度などのデータを自動収集し、詳細な分析が可能です。
これにより、顧客ニーズに合った販促キャンペーンや商品開発がしやすくなります。
POSレジは本当に必要?向いている店舗・向いていない店舗
POSレジが向いている店舗・業態
- 商品数が多い
- 複数店舗経営している
- 売上データを分析したい
- キャッシュレス決済を強化したい
商品数が多い
商品点数が多い小売店や飲食店では、在庫管理や販売状況の把握が課題となりがちです。
POSレジを導入することで、 商品ごとの売上や在庫をリアルタイムで確認でき、効率的な発注や品揃えの最適化が可能 です。
例えば、アパレルショップや雑貨店、スーパーマーケットなど、取り扱いアイテムが多い業態に適しています。
複数店舗経営している
チェーン展開している飲食店やフランチャイズビジネスでは、各店舗の売上や運営状況を一元管理する必要があります。
POSレジなら、全店舗のデータをクラウド上で集約し、 本部からリアルタイムで確認できるため、経営判断が迅速に行えます 。
複数店舗を持つカフェチェーンやコンビニエンスストアなどに特に有効です。
売上データを分析したい
売上データを活用して経営戦略を立てたい店舗にとって、POSレジは欠かせません。
時間帯別の売上、売れ筋商品、 顧客の購買傾向などを詳細に分析できるため、マーケティングや仕入れの精度が向上 します。
データ重視の経営を目指すレストランや専門店に適しています。
キャッシュレス決済を強化したい
現代の消費者は、現金よりもクレジットカードや電子マネー、QRコード決済を好む傾向が強まっています。
POSレジは多様なキャッシュレス決済に対応しており、 顧客の利便性を高めつつ、会計ミスを減らし業務をスムーズに します。
特に、若年層をターゲットにしたカフェやファストフード店、都市部の店舗では、POSレジの導入効果が顕著に表れるでしょう。
POSレジが不要な店舗・業態
- 現金決済がメイン
- 商品数が少なく、手作業で管理可能
- 小規模で費用対効果が低い場合
現金決済がメイン
顧客のほとんどが現金で支払う店舗では、 POSレジのキャッシュレス決済対応機能が活かされません 。
例えば、地方の小さな個人商店や市場の露店など、現金取引が主流の業態では、シンプルなレジや手動計算で十分対応可能です。
商品数が少なく、手作業で管理可能
取り扱う商品が数点程度で、在庫や売上の管理が手作業でも負担にならない場合、 POSレジの高度な機能は過剰 になります。
例えば、キッチンカーや季節限定の屋台、手作り商品を少量販売する店舗では、ノートや簡単な表で記録するだけで事足ります。
小規模で費用対効果が低い場合
店舗の規模が小さく、売上や取引量が限られている場合、 POSレジの導入コストや維持費が負担となる ことがあります。
例えば、家族経営の小さな喫茶店や、地域密着型の個人商店では、投資に見合う効果を得にくいため、従来の方法で十分とされることが多いです。
POSレジ導入前に知っておきたいこと

業種別POSレジの選び方と機能
POSレジは業種ごとに求められる機能が異なります 。自店舗に合ったPOSレジのタイプを選び、効果的に活用しましょう。
業種 | POSレジに求められる機能 | おすすめの POSタイプ |
導入のメリット |
---|---|---|---|
小売店 |
|
クラウドPOS タブレットPOS |
|
飲食店 |
|
ハンディ対応POS OES連携POS |
|
美容院 クリニック |
|
予約管理対応POS クラウドPOS |
|
POSレジ選びで失敗しないチェックリスト
POSレジを選ぶ際、「価格が安いから」「有名なメーカーだから」といった安易な理由だけで決めてしまうと、導入後に「使いにくい」「機能が足りない」「サポートが不十分」といった問題に直面することがあります。
後悔しないPOSレジ選びのためには、自店舗の目的に合った製品を選ぶことが重要 です。以下のポイントを参考に、慎重に検討しましょう。
- まずは「導入目的」を明確にする
- POSレジの種類を選ぶ
- 価格とランニングコストを比較する
- 使いやすさ・操作性をチェックする
- サポート体制を確認する
- 他のシステムとの連携性を確認する
- 人気のPOSレジを比較する
POSレジのプロに相談するのも一つの手
POSレジ選びは、業種や規模によって最適なものが異なり、専門知識が求められる場合があります。
自分で調べるのも良いですが、 プロに相談することでニーズに合った提案が受けられ、時間やコストの無駄を防げます 。特に、機能やサポート体制の見極めは難しいもの。
そんなときは「POSレジコンシェルジュ」への相談がおすすめです。専門家が丁寧にヒアリングし、自店舗にぴったりのPOSレジを提案してくれます。

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焼肉トラジ(飲食店)
- 課題: 大きなレジとハンディの場所取り、メニュー編集の効率が悪かった。
- 効果: メニュー編集時間の大幅削減、スマートフォン型ハンディで操作性向上、レジ周りがコンパクトに。
- POS導入後のメリット: メニュー管理の簡便さ、ハンディの操作性向上、定期的なバージョンアップ。
参考:全70店舗のPOSを一斉入れ替え!POS+OES(ハンディ)を駆使し、おもてなしの質向上へ│ポスタス
青山フラワーマーケット(小売店)
- 課題: 販売管理にPCとレジ2台が必要で、運用保守が負担だった。
- 効果: タブレットPOSの導入で省スペース化と業務効率化、ポイントカードのデジタル化によるCRM強化。
- POS導入後のメリット: タブレット1台で管理が簡単に、業績リアルタイム把握。
参考:花屋でレジも販売管理もタブレット1台で省スペース化│ポスタス
EARTH(美容室)
- 課題: 既存のレジがスペースを取っていた、顧客カルテが紙で管理されていた。
- 効果: 売上管理の効率化、店舗スペースの有効活用、業務効率の向上。
- POS導入後のメリット: iPadベースのPOSでスペースを節約、顧客情報のデジタル化、本部対応負担軽減。
参考:全250店舗にPOS+導入!紙カルテのデジタル化、本部対応工数や店舗スタッフのレジ業務簡素化で負担軽減へ│ポスタス
POSレジに関するよくある質問
A
POSシステムは、消費者にとって以下のようなメリットがあります。
○ 会計がスムーズになる → レジの待ち時間が短縮される
○ キャッシュレス決済がしやすい → クレジットカードやスマホ決済対応で支払いが簡単
○ ポイントやクーポンが活用しやすい → 購入履歴と連携し、お得なサービスを受けられる
○ 正確な価格計算ができる → 人為的ミスが減り、正確な会計が可能
A
コンビニでは、POSシステムがさまざまな場面で活用されています。
・売上・在庫管理 → 商品の販売データをリアルタイムで記録し、在庫切れを防ぐ
・時間帯別の売れ筋分析 → どの時間帯にどの商品が売れるかを分析し、発注に活かす
・電子マネー・QR決済の対応 → スムーズな支払いを実現し、レジ待ち時間を短縮
・キャンペーン・クーポン連携 → 購入履歴を活用し、消費者に最適な割引を提供
ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンなど、主要コンビニのPOSレジ活用事例はこちらをチェック!≫
A
POSレジは1970年代にIBMが世界初のシステムを開発し、革命をもたらしました。1980年代には日本のセブン-イレブンが導入し、普及が加速。これにより「単品管理」が可能となり、効率的な在庫管理が実現しました。その後、クラウド連携やAI分析機能など、技術の進歩とともに進化し、現在では経営戦略を支える重要なツールとなっています。
まとめ:POSレジのデメリットを理解して最適な選択を
POSレジは店舗運営を効率化する便利なツールですが、デメリットを理解したうえで導入することが重要です。
継続的なコスト、システムトラブル、セキュリティリスクといった課題があるため、必要な機能を見極め、バックアップや強固なセキュリティ対策を備えた製品を選びましょう。
また、店舗の規模や業態に合ったPOSレジを導入することで、より効果的な運用が可能になります。 「どのPOSレジが自店舗に最適かわからない」「多機能すぎて使いこなせるか不安」「導入費用を抑えたい」など、少しでもお悩みがございましたら、お気軽にPOSレジコンシェルジュまでご相談ください。

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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!