「POSレジの選び方が分からない」
小売業や飲食業などで導入が進んでいるPOSレジですが、コストや手間をかけてまで導入するメリットがあるのか、どのPOSレジを選ぶべきか、と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、POSレジのメリット・デメリットや選ぶポイントを徹底解説します。
おすすめのPOSレジ11選では、比較検討してそのまま問い合わせもできるので、検討されている方に必見の内容です。
▼この記事で紹介している商品
POSレジとは
POSレジとレジの違い
従来のレジは売上げの計算や記録のみでしたが、POSレジでは、 商品や顧客ごとの売上分析ができる ようになりました。
また、リアルタイムで「いつ・誰が・どの商品を買ったか」など、顧客情報や売れ行きも確認できるので、売上アップを図る際やメニュー開発等にも役立ちます。
POSレジの種類
パソコン型POSレジ
パソコン型POSレジは、通常のパソコンにPOSソフトウェアをインストールすることで使えるPOSレジです。
パソコン1つあれば、レジシステム自体は導入できるので、機器の購入が必要なターミナルPOSレジより安く済ませられます。
ただ、キャッシュドロアやレシートプリンターなどの 周辺機器は別途そろえる必要がある点に注意が必要 です。
ターミナル型POSレジ
ターミナル型POSレジは、従来のレジにPOSシステムが備わったもので、コンビニや飲食店などで導入が進んでいます。
性能や使い勝手に優れており、自動釣銭機やキャッシュドロアなど必要な機能が一体となっていたり、業種や業態に合わせて機能を調整できたりします。
ただし、機器代が50〜100万円と高額で、導入時だけでなく買い替え時にも費用がかかるため、 事業規模や展望に合わせて検討することが大切 です。
タブレット型・ハンディ型POSレジ
タブレット型・ハンディ型POSレジは、タブレットやスマートフォンにPOSアプリをインストールしたもので、持ち運びや直感的な操作ができます。
周辺機器を別途購入する必要がありますが、数万円程度で始められるうえ、月額0円で利用できるタイプもあるため、 できるだけ費用を抑えたい方におすすめ です。
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POSレジのメリット
業務の効率化
POSレジによって会計処理が自動化されることで、速く正確に会計を終えられ、顧客の待ち時間短縮につながります。
会計処理が簡単で不慣れな人でもスムーズに対応できるため、 長期的な人件費削減や教育コストの削減も可能 です。
入力ミスや不正の防止
POSレジはバーコードスキャナを使って商品情報を読み取るため、金額の入力ミスや商品の選択ミスが発生しません。
例えば、商品ごとの消費税率計算やセール時の金額変更も、POSレジで自動的に処理されるため、打ち間違いがなくスムーズに対応できます。
また、会計担当スタッフの記録が残るため、問題発生時に誰が対応したかが分かり、 スタッフの改善や健全な店舗運営にも役立てられるでしょう 。
事業規模や業種に合ったレジが選べる
POSレジは店舗の事業規模や業種に合ったレジが選べるため、 店舗形態の変化に柔軟に対応できたり、コスト削減ができたりします 。
例えば、タブレット型POSレジは端末の設置場所やコストを小さくしたい場合に、ハンディ型POSレジはイベント・移動販売をしたい場合に、と使い分けられます。
編集部
さらにコストを抑えたい場合は、店舗に必要な機能のみに絞るのがおすすめです。
複数店舗管理の効率化
POSレジは、全店舗の情報を本部で管理できるため、複数店舗を持つオーナーは効率的な運営やコスト削減が可能です。
従来のレジでは、1日の総売り上げを把握するために各店舗の日報を待つ必要があり、時間がかかります。
一方POSレジでは、リアルタイムで各店舗の売上・在庫情報をチェックできるため、 全店舗の状況を踏まえた経営判断と収支改善に役立ちます 。
人件費の削減
POSレジによる会計処理の効率化で、レジ担当者の人数削減やセルフレジの導入が可能になるため、 人件費を削減したい場合に効果的 です。
実際に、スーパーやドラッグストアでは、顧客自身で商品の読み取りから支払いまで行う「セルフレジ」や、顧客自身がPOS端末を操作して支払いのみ行う「セミセルフレジ」の導入が進んでいます。
編集部
POSレジで店舗の混雑時間帯をチェックし、最低限の人員体制でシフトを作成することもできます。
POSレジのデメリット
初期費用や月額料金が必要
POSレジの一般的な初期費用は50〜100万円と高額なうえ、場合によっては月額料金がかかるプランもあります。
ただし、コストがかさむのは「ターミナル型POSレジ」など高機能なシステムを選んだ場合が多いです。
業種や業態に合わせて機能をカスタマイズできるため、 コストを抑えたい場合は必要な機能のみを選ぶ ようにしましょう。
ネットワーク環境が必要
POSレジの利用にはネットワーク環境が必要なため、停電時やオフライン時には使えない点に注意が必要です。
例えば、停電や通信障害によって会計・発注作業が途中でストップする可能性があります。
しかし、対応マニュアルの作成やPOSレジの窓口に問い合わせをすることで、迅速に解決ができるため、 不測の事態を想定した対策をとっておくことが大切 です。
操作方法を覚える必要がある
POSレジを使うには、研修や教育によって操作方法を覚える必要があります。
ただし、必要な機能に絞って使いやすさを重視すれば、簡単かつ短時間の教育で済みます。
また、基本的な作業は「バーコードを読み取るのみ」のため、 初心者や不慣れな人でも迅速な会計処理が可能 です。
POSレジの機能
商品管理や在庫管理
POSレジは、事前に商品情報を登録しておくことで、売上計算だけでなく商品別の在庫状況も管理できます。
例えば、店舗ごとの商品別在庫数をチェックし、必要な店舗へ在庫移動することで、 在庫不足を理由に顧客を逃してしまうケースを回避しやすい です。
また、売れ行きの良い・悪い商品を把握したうえで仕入れ調整ができるため、不要な受発注や無駄な在庫を抱えることも避けられます。
売上データの記録
POSレジでは、会計と同時に売上データが記録されるため、月別や時間別など さまざまな視点から商品の売れ行きを把握 できます。
例えば、時間帯別の売上情報は、スタッフのシフト調整を行い人件費削減を図ったり、経営状況が良くない場合はデータを活用して改善案を立てたりするのに役立ちます。
編集部
スマートフォンやPCでも売上データを確認できるため、店舗・本部外で確認したい場合にも有効です。
複数店舗の一元管理
POSレジであれば、本部でも複数店舗の売上データをリアルタイムで確認・管理することが可能です。
「店舗ごとの商品別在庫数をチェックし、必要な店舗へ在庫移動をする」という検討や指示が本部で簡単にできます。
在庫不足の解消によって、販売機会の損失を回避することができ、 顧客の定着にもつながります 。
顧客情報の管理
POSレジには、「顧客情報登録」「オーダー管理」「予約管理」の3つの顧客管理機能があり、人的ミスの回避やマーケティングへの活用ができます。
-
- 性別や年齢などを基にニーズの分析を行い、リピート顧客の増加を図る際に有効です。
-
- 顧客の注文情報がリアルタイムでレジに反映されるため、正確かつ迅速な会計作業が可能です。
-
- POSレジ内でインターネットや電話での予約を管理することで、予約が重なるケースを回避できます。
顧客ニーズに合った店舗運営をして売上を拡大するには、顧客情報を集めるだけでなく、 分析して施策を実行することが大切 です。
スタッフの勤怠管理
POSレジは、会計業務に限らず、スタッフの出退勤時刻を記録する勤怠管理もできます。
出勤簿やタイムカードを用意する必要がなく、操作方法も簡単です。
売上データの時間帯別の混雑状況などとあわせて分析すれば、 スタッフのシフト調整にも役立ちます 。
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POSレジを選ぶポイント
誰でも使えそうな機種を選ぶ
スタッフが顧客と対面した際に、円滑な会計処理ができるよう、誰でも使えそうな機能や操作性を備えた機種を選ぶことが大切です。
例えば、必要な機能をすぐ呼び出せたり、タッチパネルなど操作性がよい点が売りのPOSレジであれば、初心者でも直感的に操作できるでしょう。
POSレジは 汎用性が高いものから業種に特化したものも多くある ため、使いやすさの面とあわせて比較検討すると、店舗に合ったPOSレジを導入できます。
事業規模と今後の方向性を考慮する
事業拡大を予定している場合は、事業拡大に必要な機能の追加や変更ができるよう、柔軟性や拡張性のあるPOSレジを選ぶのがおすすめです。
拡張性のないPOSレジだと、社会・店舗状況の変化で必要になった際に 機能の追加や連携ができず、新たなコストや手間が発生 する可能性があります。
そのため、拡張性のあるPOSレジを選び、必要最低限の機能から使い始め、必要に応じて機能を追加するのが良いでしょう。
保守・サポート体制が整っているか確認する
POSレジは導入だけでなく、不具合発生時に正常な状態に戻す、保守・サポート体制が整っているかも確認が必要です。
システム運用ができる人材を配置するのか、保守サポートを受けるのかで選択すべきPOSレジは変わります。
また、保守サポートについては 「購入」「レンタル」「リース契約」によって金額や対応内容などが異なる ため、チェックしておきましょう。
おすすめのPOSレジ11選
サービス名 | おすすめ度 | 特徴 | 初期費用(税込) | 月額費用(税込) | 売上分析 | 在庫管理 | 顧客管理 | サポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Airレジ | ★★★★★ | 汎用 | 無料 | 無料 | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマレジ | ★★★★☆ | 汎用 | 無料 | 無料 | ○ | ○ | △ | △ |
ユビレジ | ★★★☆☆ | 汎用 | 無料 | 無料or8,349円~ | △ | △ | ○ | △ |
ワンレジ | ★★★★☆ | 飲食店特化 | 要問い合わせ | 10,000円~ | ○ | △ | ○ | ○ |
POS+ retail | ★★★★☆ | 小売り店特化 | 要問い合わせ | 15,400円~ 【期間限定】月額費用が11,000円に!(2024年9月26日まで) |
○ | ○ | ○ | △ |
POS+ food | ★★★★☆ | 飲食店特化 | 要問い合わせ | 16,940円~ | ||||
POS+ beauty | ★★★★☆ | 美容・サロン特化 | 要問い合わせ | 16,940円~ | ||||
USENレジ FOOD | ★★★★☆ | 飲食店特化 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ||||
UMaTレジ | ★★★☆☆ | 飲食店特化 | 要問い合わせ | 3,080円~ | △ | △ | ○ | △ |
CASHIER POS | ★★★★☆ | 飲食・小売り店特化 | 無料 | 無料 | ○ | ○ | ○ | △ |
STORESレジ | ★★★☆☆ | 飲食・小売り店特化 | 無料 | 無料or5,500円~ | ○ | ○ | × | ○ |
BEAUTY POS SALON | ★★★★☆ | 美容・サロン特化 | 33,000円~ | 8,800円~ | ○ | △ | ○ | ○ |
パワーナレッジPOS | ★★★★☆ | 美容・サロン特化 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ○ | ○ | ○ | △ |
Airレジ
Airレジは、会計や売上管理などのレジ機能を月額費用0円で利用できるタブレット型POSレジです。
iPad・iPhoneとインターネット環境を準備すれば、初期費用無料で使い始められます。
シンプルかつ使いやすい機能で、導入・運用費用がかからないため、 初めてレジを導入する方に特におすすめ です。
スマレジ
スマレジは、iPad・iPhone・iPod touchアプリを使った無料で使えるクラウドPOSシステムです。
充実した管理機能で、飲食店・小売店・催事会場など幅広い業種・業態で利用できます。
レジの拡張機能が豊富で、店舗の成長・変化に対応できるため、 事業を拡大する予定がある方に特におすすめ です。
ユビレジ
ユビレジは、「カンタンがいちばん」をコンセプトにした、多機能なのに直感的に使いやすいタブレットPOSレジです。
注文から調理・配膳、会計までの業務の流れを効率化します。
ユビレジハンディやセルフオーダーと組み合わせることで、注文機会ロスを減らし顧客単価を上げることができるため、 売上アップを重視して運用していきたい方に特におすすめ です。
POS+(ポスタス)
POS+(ポスタス)は、ショップ・小売店、飲食店、美容・サロンなどそれぞれの業種に特化したPOSレジを提供しています。
キャッシュレスやセルフオーダーなど業種別の最新のニーズにも対応しており、 高機能なPOSレジを簡単に導入したい方におすすめです。
POS+ retail
POS+retailは、小売店特化型の高性能POSレジです。
会計業務、売上管理はもちろん、シフト管理、在庫管理、売り上げ分析など、小売店に必要な機能が1台で完結します。
複数のツールやサービスを導入する必要がないので、 管理コストの削減にもつながる でしょう。
POS+ food
POS+ foodは、飲食店特化型の高性能POSレジです。
その場で会計をする「即会計」、テーブルでオーダーを取ってから会計をする「オーダー会計」の2つの会計方法に対応しています。
また、売上分析機能で店舗の売上や帳票をリアルタイムで見られるため、 売上向上の対策も立てやすくなります 。
POS+ beauty
POS+beautyは、美容・サロン特化型の高性能POSレジです。
会計機能・売上管理機能はもちろん、電子カルテ、予約管理、DM配信などの機能を搭載しています。
さらに、365日の電話サポートや店舗への駆けつけサポートなど、 サポート体制も充実しているため安心 です。
ワンレジ
ワンレジは、飲食店で勤務する同志のために、元飲食店経営者が作ったPOSレジです。
実際に飲食店を経営されている約1,000人のオーナーの声を最大限に活かして開発しています。
テーブルオーダーや券売機・セルフレジとしても使え、スタッフが都度対応する必要がないため、 人手不足を解消したい方に特におすすめです 。
USENレジFOOD
USENレジ FOODは、飲食店のためのタブレットPOSレジです。
設置や設定だけでなく、スタッフへのトレーニングもまるっと任せられるため、簡単に始めることができます。
飲食店の業務効率化や顧客分析に特化した機能が豊富なため、事務作業をなくして 店舗の売上や分析の時間を増やしたい方におすすめ です。
UMaTレジ
UMaTレジは、飲食店に特化したPOSレジサービスです。直感的かつシンプルな操作性で誰でも簡単に使いこなせます。
タイマー機能や個別会計機能など、飲食店の業務効率化につながる機能も数多く搭載しているため、 多機能で見やすいPOSレジを求めている方におすすめ です。
CASHIER POS
CASHIERは、0円から利用できる高機能POSレジです。
通常のPOSレジはもちろん、セルフレジ、セミセルフレジ、スマホレジ、タッチパネル式券売機など、あらゆる販売方法に対応しています。
豊富な料金プラン・機能から最適なサービスを選択できるため、 店舗に最適なPOSレジを低コストで導入したい方におすすめ です。
STORES レジ
STORESレジは、ネットショップと連動した初期費用0円のPOSレジアプリです。
POSレジとしても利用できるうえ、 ネットショップとお店の商品・在庫をまとめて管理 できます。
実店舗とネットショップを連携させて運営したい方や、ネットショップがメインだが定期的にポップストアも出す、という方に特におすすめです。
BEAUTY POS SALON
BEAUTY POS SALONは、美容・サロン・ジムなどのサロンワークに必要な機能をすべてもつPOSレジです。
一つのシステム導入で、お会計はもちろん、顧客管理や予約管理などもできます。
顧客情報を抽出してDMハガキの宛名印刷やメール配信なども可能なため、 効果的な来店促進施策を打ってリピート顧客を増やしたい方に特におすすめ です。
パワーナレッジPOS
パワーナレッジPOSは、整骨院・ジム・サロンに特化したPOSレジです。
予約管理や自動マーケティング機能、会員アプリなど豊富な機能を標準搭載しています。
来店頻度などで顧客をグループ分けし、DMやクーポン発行ができるため、 効果的な集客を行いたい方におすすめ です
無料で使えるPOSレジ
サービス名 | おすすめ度 | 初期費用 (税込) |
月額費用 (税込) |
売上分析 | 在庫管理 | 顧客管理 | キャッシュ レス連携 |
会計ソフト 連携 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Airレジ | ★★★★★ | 無料 | 無料 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Square POSレジ | ★★★★☆ | 無料 | 無料 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマレジ | ★★★★☆ | 無料 | 無料or 5,500円~ |
○ | ○ | △ | ○ | △ |
STORES レジ |
★★★☆☆ | 無料 | 無料or 3,480円 |
○ | ○ | × | ○ | ○ |
ユビレジ | ★★★☆☆ | 無料 | 無料or 7,590円~ |
△ | △ | ○ | ○ | △ |
スマートフォンやタブレットをレジの代わりとするPOSレジアプリであれば、無料で始められます。
売上分析や在庫管理といった基本的なレジ機能も備えているため、 シンプルな機能でもいいから費用を抑えて導入したい方におすすめ です。
【無料】POSレジのお問い合わせはこちらPOSレジ導入に補助金が使える
IT導入補助金2023
IT導入補助金は中小企業・小規模事業者などが、ソフトウェアやシステムなどの ITツールを導入する際に活用できる補助金 です。
補助金の交付対象は、資本金や従業員数などで判断されます。
IT導入補助金の4つの申請枠のうち、通常枠かデジタル化基盤導入枠で申請をすると補助金が受けやすくなるでしょう。
IT導入補助金の詳細
補助額 | 補助率 | 対象経費 | |
---|---|---|---|
通常枠 | 450万円 | 1/2以内 |
|
デジタル化基盤導入枠 | ITツール: 最大350万円 |
|
|
PC・タブレットなど: 最大10万円 |
1/2以内 | ||
レジ・券売機: 最大20万円 |
1/2以内 |
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、 小規模事業者の取り組みを支援するための補助金 です。
6つの申請枠のうち、通常枠か賃金引上げ枠で申請をすると補助金が受けやすくなるでしょう。
小規模事業者持続化補助金の交付対象
詳細 | ||
---|---|---|
事業規模 | 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 常時使用する従業員の数 5人以下 |
宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数 20人以下 | |
製造業その他 | 常時使用する従業員の数 20人以下 | |
他条件1 | 資本金または出資金が5億円以上の法人に直接または間接に100%株式保有されていないこと(法人のみ) | |
他条件2 | 直近過去3年分の各年または各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超えていないこと | |
他条件3 | 本補助金の受付締切日の前10か月以内に、持続化補助金(一般型、低感染リスク型ビジネス枠)で採択されていないこと |
小規模事業者持続化補助金の詳細
補助額 | 補助率 | 対象経費 | |
---|---|---|---|
通常枠 | 50万円 | 2/3以内 | ・機械装置等費
|
賃金引上げ枠 | 200万円 | 2/3以内 | |
【追加要件】事業場内最低賃金が申請時の地域別最低賃金より+30円以上であること |
業務改善助成金
業務改善助成金は、生産性を向上させるための設備投資や、事業場内最低賃金の引き上げにともなう費用の一部を助成するものです。
事業場内最低賃金と地域別最低賃金の 差額が30円から50円以内の中小企業・小規模事業者が交付対象 になります。
-
-
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- 参照:業務改善助成金 公式サイト
ものづくり補助金
ものづくり補助金は、小規模事業者・中小企業が開発や業務改善のために行う 設備投資を支援する補助金 です。
補助金の交付対象は、資本金や従業員数などで判断されます。
5つの申請枠のうち、通常枠かデジタル枠で申請をすると補助金が受けやすくなるでしょう。
ものづくり補助金の詳細
補助額 | 補助率 | 対象経費 | |
---|---|---|---|
通常枠 | 従業員数5人以下: 100万~750万円 |
1/2or2/3 |
|
従業員数6人~20人: 100万~1,000万円 |
|||
従業員数21人以上: 100万~1,250万円 |
|||
デジタル枠 | 従業員数5人以下: 100万~750万円 |
2/3以内 | |
従業員数6人~20人: 100万~1,000万円 |
|||
従業員数21人以上: 100万~1,250万円 |
POSレジ導入の流れ
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STEP.1
店舗の環境に合ったPOSレジを選択
POSレジ導入の目的や店舗環境によって必要な機能が異なるため、明確にしてから最適なPOSレジを選択しましょう。
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STEP.2
見積り・契約
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STEP.3
POSレジの設置と初期設定
業者が初期設定まで行い、 商品登録などは自分たちで対応するケースが多い ため、マニュアルを確認しながら進めましょう。
-
STEP.4
運用の開始
POSレジの検討から運用開始まで、 3週間前後かかる ため、スケジュールに余裕をもたせて進めることが大切です。
よくある質問
A
POSレジは「商品や顧客ごとの売上分析ができる」という点で違いがあり、レジスターの機能は売上の計算や記録のみです。
A
使いやすさや事業規模、機能の拡張性を考慮して選ぶことで、店舗に合ったPOSレジを導入できます。
A
基本的な操作は「バーコードを読み取るだけ」なので、初心者や不慣れな人でも簡単に会計処理ができます。必要な機能のみに絞れば、より使いやすくなります。
A
「Airレジ」「スマレジ」「STORES レジ」などは初期費用・月額料金0円で導入できます。
A
IT導入補助金、小規模持続化補助金などは一定の条件を満たすことで、POSレジ導入時に活用できます。
まとめ
POSレジは自動会計のため、業務の効率化や入力ミス・不正の防止などが可能です。
さらに「商品や顧客ごとの売上分析ができる」という点に優れており、マーケティングに活用して店舗の売上アップに貢献します。
POSレジによっては費用がかさむ場合もありますが、機能の絞り込みや補助金や助成金の活用でコストを抑えられます。事業を維持・拡大していくためにも、POSレジの導入がおすすめです。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!