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目次

  1. 2024年新紙幣発行スタート!未対応レジはどうなる?
    1. 新紙幣は2024年7月3日から発行された
    2. 新発行された対象紙幣(1万円・5千円・千円)
    3. 新紙幣に対応できないとどうなる?営業リスクとは
    4. 対応レジ・券売機・自販機・両替機も見直し必須
  2. まず確認!いま使っているレジは新紙幣対応できる?
    1. (1)紙幣識別機・自動釣銭機の型番を確認する
    2. (2)メーカーサイト・購入元販売店で新紙幣対応状況を調べる
    3. 読み取りエラーや警告メッセージは非対応の兆候
  3. 新紙幣対応の3つの方法とそれぞれの費用感
    1. 方法1│現在使用中のレジをアップデートする
    2. 方法2│新札対応のレジ・券売機を新規導入する
    3. 方法3│完全キャッシュレス化する
    4. 新紙幣対応が可能なタブレット型POSレジを比較
  4. 店舗に合った新紙幣対応法はどれ?
    1. 業種別のおすすめ(飲食・物販・パチンコなど)
    2. 店舗規模や年齢層・決済傾向による選び方
    3. なぜ早めの対応が安心?メーカー対応遅延リスク
  5. 新紙幣対応をサポートする補助金・支援策
    1. IT導入補助金・自治体支援の対象と内容
    2. IT導入補助金の申請タイミング・流れ・サポートの有無
    3. 補助金を活用するなら「いつまでに動くべきか」
  6. 新紙幣対応店舗のリアルな声と成功事例
    1. 事例1│新紙幣対応も見据えたPOSレジ全面刷新プロジェクト
    2. 事例2│新紙幣対応で業務効率化!券売機・両替機を導入
  7. 【無料】最適な新紙幣対応レジを比較・相談できます
    1. POSレジコンシェルジュのサポート内容
    2. どんな人が相談すべき?迷っている方こそ向いている
  8. 新紙幣対応に関するよくある質問(FAQ)
  9. まとめ|新紙幣対応は「今から」でも間に合う
飲食店にピッタリのPOSレジを簡単に比較して選べます!詳しくはこちら

【店舗向け】レジの新紙幣対応は必要?費用・方法・補助金をわかりやすく比較解説!

「うちのレジって、新紙幣に対応してるんだっけ?」
「買い替えるべき?アップデートで済む?」
「何を基準にレジを選べばいいの?補助金はある?」


2024年の新紙幣発行から時間が経ち、多くの店舗で対応が進む一方、まだ準備ができていない事業者も少なくありません。

とはいえ、今からでも新紙幣対応は十分に間に合います。補助金を活用すれば費用負担を抑えることも可能です。

本記事では、新紙幣対応が求められる理由から、適切な対応方法、相談先までをわかりやすく解説します。
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目次

▼この記事で紹介している商品

2024年新紙幣発行スタート!未対応レジはどうなる?

新紙幣は2024年7月3日から発行された

2024年7月3日より、新たなデザインの1万円・5千円・千円札が発行されました。 20年ぶりの紙幣刷新で、偽造防止が強化 されています。

全国の店舗・施設では、この新紙幣に対応できるかどうかが問われており、特に現金を扱う業種では早急な対応が求められています。

新発行された対象紙幣(1万円・5千円・千円)

今回刷新されたのは、日本銀行券のうち1万円札・5千円札・千円札の3種類です。

デザインには渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎が採用され、偽造防止の「3Dホログラム」も導入 されています。

  1. 1万円札「福沢諭吉」→「渋沢栄一」(日本の資本主義の父)
  2. 5千円札「樋口一葉」→「津田梅子」(日本初「女子英学塾」の設立)
  3. 千円札「野口英世」→「北里柴三郎」(近代日本医学の父)

なお、旧札に使用期限はなく、新札発行後も現在の1万円・5千円・千円札は使えます。2千円札もそのまま使用可能です。

新発行された対象紙幣(1万円・5千円・千円)
画像出典元:新しい日本銀行券特設サイト│国立印刷局

新紙幣に対応できないとどうなる?営業リスクとは

新紙幣に対応していないレジや釣銭機を使用していると、 紙幣が認識されず会計が滞る可能性 があります。

特に現金払いの多い店舗では、顧客の不満や機会損失に直結する重大な営業リスクです。

「現金が使いづらい店」として悪評が広がる恐れもあるため、早期の確認と対策が不可欠です。

対応レジ・券売機・自販機・両替機も見直し必須

新紙幣に対応すべきなのは、レジだけではありません。 券売機や自販機、両替機、ATMなども対象 です。

対応していない機器を使い続けると、使用停止やエラーの多発を招き、売上機会の損失につながる恐れがあります。

現在使用している機器の対応状況を確認し、必要に応じてアップデートや買い替えを検討しましょう。

まず確認!いま使っているレジは新紙幣対応できる?

まず確認!いま使っているレジは新紙幣対応できる?

(1)紙幣識別機・自動釣銭機の型番を確認する

新紙幣対応で最初に確認すべきは、現在使用している紙幣識別機や自動釣銭機の「型番」です。

型番は本体の側面や背面に貼られたシールやプレートに記載されていることが多く 、型番をもとに対応状況やアップデートの可否を調べられます。

特に2010年以前に導入された機器は、新札に未対応である可能性が高いため、早めの確認が推奨されます。営業への影響を防ぐためにも、まずは型番を控えておきましょう。

例:グローリーのN300シリーズは新札対応済みだが、旧モデルはアップデートが必要。

(2)メーカーサイト・購入元販売店で新紙幣対応状況を調べる

紙幣識別機や自動釣銭機の型番が分かったら、次に行うのはメーカー公式サイトや購入元販売店での対応状況のチェックです。

メーカーサイトには「新紙幣対応機種一覧」や「アップデート情報」などが掲載されており、型番を検索するだけ で対応可否を確認できます。

また、販売店に問い合わせれば、導入時期やオプション含めた詳しい情報も得られます。不明点がある場合は、型番と設置時期を伝えて問い合わせましょう。

読み取りエラーや警告メッセージは非対応の兆候

新紙幣を挿入した際に「読み取りエラー」や「紙幣判別不可」などの警告メッセージが表示される場合は、非対応機器である可能性が高いです。

たとえ 対応機種であっても、ソフトウェアや内部機構のアップデートが未実施だと正常に識別できないケースも あります。

読み取りエラーは営業中のトラブルやクレームにつながりかねません。少しでも異常を感じたら、早めに点検・アップデートを検討しましょう。

例えば、紙幣識別機や自動釣銭機で知られるグローリー社では、新札に対応するために有償の改造作業を順次実施中と発表しています。対応しないまま利用を続けると、不具合が発生しても保証の対象外となるため注意が必要です。

参考:弊社製紙幣取り扱い製品をご使用中のお客様へ(2024年12月25日更新)│グローリー株式会社

新紙幣対応の3つの方法とそれぞれの費用感

  レジをアップデート レジ・券売機を新規導入 完全キャッシュレス化
初期費用 ◎ 数千〜数万円 △ 50万〜100万円程度 ○ 1万〜10万円程度(端末代)
対応スピード ◎ 数日〜1週間 △ 1〜2か月(注文・工事含む) ○ 数日〜数週間
対応機種の範囲 △ 一部機種のみ ◎ 全面対応 ◎ 対応不要(現金非対応)
メンテナンス性 ○ アップデートごとに必要 △ 機器寿命や修理リスクあり ◎ ソフト更新中心で軽微
機能拡張性 △ 限定的 ◎ 最新POS等により高い ○ キャッシュレス連携中心
顧客への影響 ◎ 現状維持で影響小 ◎ 会計フローは従来通り △ 現金派の顧客離れ懸念
今後の持続性 △ 古い機種は今後も対応困難に ◎ 長期使用前提で安定 ○ 制度変化に柔軟だが依存度高
ポイント
  • 小規模店・対応機種が限定される店舗は「アップデート」が最もコスパ良
  • 中〜大規模・複数店舗展開なら「本体新規導入」で業務効率化も図れる
  • 都市部・若年層中心の業種なら「完全キャッシュレス化」も有力な選択肢

方法1│現在使用中のレジをアップデートする

現在使用中のレジがアップデート対応可能な機種であれば、 ソフトウェアの更新や紙幣識別機の一部交換により、新紙幣への対応が可能 です。

費用は数千円〜数万円程度で済み、導入工数も短くて済むのがメリット。一方で、古い機種では対応できない場合もあるため、事前確認が必須です。

方法2│新札対応のレジ・券売機を新規導入する

既存機器がアップデート非対応の場合、POSレジや券売機を新札対応の最新モデルに交換する方法が確実です。  

新機種への入れ替えにより、新札対応に加え、 操作性の向上、省力化(例:自動釣銭機一体型)、キャッシュレス決済の強化、在庫管理や売上分析の効率化など、店舗運営の複合的な改善が期待できます

費用目安

  • 自動釣銭機付きPOSレジ:約50万円~150万円
  • タブレット型POSレジ(周辺機器別):0円(無料プラン)~数十万円
  • サブスク型(例:グローリーREGIX):初期費用0円+月額数千円~数万円

初期投資は必要ですが、長期的なコスト削減や売上向上のメリットが大きく、部品不足による納期遅延リスクも回避しやすい選択肢です。

初期投資は、IT導入補助金2025を活用することで負担を軽減できます。解説はこちら

方法3│完全キャッシュレス化する

新紙幣の対応方法として、 思い切って現金対応をやめ、完全キャッシュレス化する方法も あります。

決済端末の導入費用は1万〜10万円程度で、導入工数も比較的少なく済みます。レジの新紙幣対応が不要になるため、保守の手間も軽減可能です。

ただし、現金派の顧客を取りこぼす可能性があるため、客層に合った判断が必要です。

キャッシュレス決済の仕組みを初心者でもわかりやすく解説!種類や店舗への導入メリットは?

キャッシュレス決済の仕組みや決済方法の種類、店舗への導入方法などを解説します。

詳しくはこちら

新紙幣対応が可能なタブレット型POSレジを比較

タブレット型POSレジは、新紙幣対応の自動釣銭機やキャッシュレス決済端末と柔軟に連携できる ため、小規模店舗から多店舗展開まで、幅広い業態におすすめです。

POSレジ 月額費用(税込) 初期費用(税込) 決済手数料 補助金・助成金活用 インボイス対応 使いやすさ・操作性 機能一例 費用対効果 口コミ・評判 サポート体制 無料トライアル 導入実績・業界シェア サービスの強み 対応デバイス オフライン対応 カスタマイズ性 製品タイプ 端末タイプ 練習モード 最適なお店 向いている事業者
スマレジ 0円(スタンダード)
5,500円(プレミアム)
8,800円(プレミアムプラス)
1万2,100円(フード)
1万5,400円(リテール)
0円(機器別) ・カード:1.98%~
・電子マネー:3.24%
・QRコード:2.00%~
可(IT導入補助金) 対応 直感的、初心者向け 在庫管理、売上分析 高い タッチパネルレジで使いやすいと好評 電話・メール・チャット(有料プラン)、訪問サポートあり 30日間 4万8,000店舗以上、飲食・小売で高いシェア 高機能・オフライン対応・多店舗管理 iPad/iPhone 可(注文入力や会計) 高機能汎用型 タブレット型、パソコン型 あり、オンラインレクチャー 飲食店、小売 【中小企業】高度な在庫管理や売上分析が必要な中規模以上の店舗や、業態・規模に応じて機能を柔軟にカスタマイズしたい事業者におすすめ。
USENレジ 1万2,980円~ 0円(機器別) ・カード:2.99%
・電子マネー:3.24%~
・QRコード:3.0%
可(IT導入補助金) 対応 シンプル 顧客管理、モバイルオーダー 普通 サポートに満足 電話、24時間365日受付 飲食中心に実績 業種特化型・BGM連携・24時間サポート iPad/iPhone、専用端末 可(注文入力や会計) 高機能汎用型 タブレット型、ターミナル型 あり、訪問レクチャー 飲食店 【小規模〜中規模店舗】ITに詳しくなくても導入しやすく、すぐに使いこなせるPOSレジを探している事業者におすすめ。
Airレジ 0円 0円(機器別) ・カード:3.24%
・電子マネー:3.24%
・QRコード:2.95%
不可(無料のため) 対応 非常に簡単 売上管理、会計連携 非常に高い 無料かつタッチパネルレジで好評 電話、チャット、メール、365日受付9:30~23:00 無期限無料 90万4,000アカウント以上、小規模店舗で人気 基本無料・シンプル操作・リクルート連携 iPad/iPhone 可(注文入力や会計) 高機能汎用型 タブレット型 あり、セミナー開催 小規模飲食、小売 【個人事業主・小規模店舗】レジ導入が初めてで、コストを抑えて簡単に使えるPOSレジを探している事業者。特に小規模な飲食店や物販店、個人経営のサロンなどにおすすめ。
Square 0円(フリー)
1万3,000円(レストラン/プラス)
6,000円(リテール/プラス)
3,000円(予約/プラス)
見積もり(プレミアム)
0円(機器別) ・対面/請求書:3.25%
・非対面:3.75%
・オンライン:3.6%
可(IT導入補助金) 対応 直感的 決済、分析、EC連携 高い シンプルで好評 電話・メール、年末年始を除く10:00~18:00 グローバルで実績 初期費用ゼロ・決済手段豊富・モバイルPOS iPad/iPhone、Android、専用端末 可(注文入力や会計) 高機能汎用型 タブレット型、パソコン型、決済端末一体型 あり カフェ、イベント 【個人〜小規模事業者】キャッシュレス決済をすぐに導入したい店舗や、初期コストを抑えつつシンプルな会計・在庫管理を行いたい事業者におすすめ。
CASHIER 0円~(ハードウェアにより異なる) 0円(機器別) ・カード:3.24%~
・電子マネー:3.25%~
・QRコード:?
可(IT導入補助金) 対応 使いやすい 在庫管理、顧客管理 高い モバイルオーダーシステムが便利、安いと評判 電話・メール、年末年始を除く10:00~18:00 中小企業で実績 セルフレジ・カスタマイズ性・多店舗対応 Android、専用端末 可(注文入力や会計) 高機能汎用型 タブレット型、パソコン型、ターミナル型、決済端末一体型 あり、オンラインレクチャー 小売、飲食 【小規模〜中規模店舗】複数の販売スタイル(対面販売・セルフレジ・無人店舗)に対応した柔軟な運用をしたい事業者におすすめ。
STORESレジ 0円(フリー)
4,950円(ベーシック)
3,300円(スタンダード)
0円(機器別) ・カード:3.24%
・電子マネー:1.98~3.24%
・QRコード:3.24%
不可 対応 初心者向け EC連携、売上管理 高い 簡単・安価と好評 電話・メール、平日10:00-18:00 30日間 EC事業者に人気 EC連携・オムニチャネル対応・小規模向け iPad 可(注文入力や会計) 高機能汎用型 タブレット型 あり 小売、飲食 【EC併用事業者】特にオンラインショップと実店舗を併営している小売業者や、シンプルな操作でスムーズな運営をしたい事業者におすすめ。

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店舗に合った新紙幣対応法はどれ?

業種別のおすすめ(飲食・物販・パチンコなど)

新紙幣対応の方法は、業種によって最適解が異なります。 業務フローや現金利用頻度に合わせた対策が重要 です。
  • 飲食店:自動釣銭機や券売機のアップデート・交換が効率的
  • 小売・物販店:POSレジのアップデートで対応しやすい
  • パチンコ店やATM設置店:高額紙幣への対応が必要なため、識別性能の高い機器への交換が推奨

ポイント:業種ごとの特性を把握したうえで、費用対効果の高い方法を選ぶのが◎

店舗規模や年齢層・決済傾向による選び方

店舗の客層や規模、来店者の決済スタイルによっても、適切な新紙幣対応方法は異なります。

  • 小規模店舗:費用を抑えるため、既存レジのアップデートが現実的
  • 中〜大規模店舗:業務効率や多様な決済対応を見据えてレジの入れ替えも選択肢に
  • 高齢者中心の地域:現金利用が多く、紙幣対応の強化が必要
  • 若年層が多い地域:キャッシュレス化の導入が進めやすい

ポイント:自店舗の現状を分析し、最も負担が少なく効果的な方法を選ぶのが◎

なぜ早めの対応が安心?メーカー対応遅延リスク

2024年7月に新紙幣がすでに発行され、レジや釣銭機の対応は喫緊の課題です。

今後、 対応を検討する店舗が増えることで、メーカーや販売店の対応が遅れる可能性も考えられます

想定されるリスク
  • 対応機種の在庫不足や納期の延長
  • アップデート対応の予約集中による待ち時間の発生
  • サポート窓口の混雑により、問い合わせ対応に時間がかかる

対応が遅れると、紙幣読み取りエラーや会計トラブルの原因にもなりかねません。余裕を持って準備を始めることが安心につながります。

新紙幣対応をサポートする補助金・支援策

補助金名 新紙幣対応の対象経費 補助金額・補助率 主な要件 申請手順 注意点
IT導入補助金
  • 新札対応POSレジソフト(クラウドサービス含む)
  • 自動釣銭機連携のITツール(インボイス枠)
  • サポート費用、クラウド利用料
  • 通常枠:上限450万円、補助率1/2~2/3
  • インボイス枠:上限350万円、補助率3/4~2/3
  • セキュリティ枠:上限150万円、補助率1/2~2/3
  • 中小企業・小規模事業者
  • IT導入支援事業者と共同申請
  • 労働生産性向上目標 など
  1. IT導入支援事業者選定 
  2. 電子申請(gBizID必要)
  3. 複数締切
  • 通常枠ではハード(自動釣銭機本体)は対象外、ソフト・サービスに限定
  •  Airレジ無料プランは対象外
  • 申請はITベンダーとの連携必須
中小企業省力化投資補助金
  • 自動釣銭機、セルフレジ、券売機(カタログ登録製品)
  • 新札対応POSレジシステム(カタログ型)
  • カタログ型:上限1,500万円、補助率1/2
  • 大幅賃上げ特例あり
  • 生産性向上に取り組む
  • 賃上げ目標を設定・表明(上限引き上げ時)
  • 登録用途以外で使わない
  • 補助500万円以上は保険加入 など
  1. GビズID取得
  2. カタログから製品選定
  3. 販売事業者の選定
  4. 販売事業者と共同申請
  5. 随時受付中
  • カタログ型は登録製品限定、事前確認必須
  • ものづくり補助金等と同一事業で併用不可(11か月以上経過なら可)
  • 納期遅延リスク(1~3か月)考慮
業務改善
助成金
  • 新札対応の自動釣銭機、POSレジ、セルフレジ
  • 関連する人材育成・教育訓練
  •  上限600万円(コースによる)
  • 補助率3/4~4/5(最低賃金引上げ額に応じる)
  • 例:30円コースは上限100万円
  • 事業場内最低賃金を30円以上引上げ
  • 生産性向上に資する設備投資
  •  従業員必須(個人事業主のみ不可)など
  1. 労働局へ相談(コールセンター:0120-366-440)
  2. 賃金引上げ計画・設備投資計画を提出
  3. 交付決定後、事業実施・報告
  • 賃金引上げが必須、未達成で返還リスク
  • 新札対応機器の対象性は事前確認必要
  • 申請書類簡易(マニュアルあり)
小規模事業者持続化補助金
  • 新札対応のための広告費(キャッシュレス告知)
  • ウェブサイト関連費(オンライン決済導入)
  • 展示会出展費(新札対応告知)
  • 補助率:事業規模により異なり、売上高や従業員数などを考慮して計算
  • 補助額:上限200万円
  • 小規模事業者(従業員5~20人以下)
  • 直近3年間の課税所得の年平均が15億円以下
  • 商工会議所の管轄地域内で事業を行っている など
  1. 経営計画書・補助事業計画書作成
  2. 商工会議所・商工会に1を提出、事業支援計画書入手
  3. 日本商工会議所に申請書類を送付
  4. 複数締切
  • 自動釣銭機やPOSレジ本体は対象外
  • 間接的対応(キャッシュレス推進)に活用
  • IT導入補助金と併用可(別事業)
ものづくり
補助金
  • 新札対応の自動釣銭機、セルフレジ、券売機
  • 新POSレジシステムの開発・導入
  • 上限1,250万円、補助率1/2
  • 従業員数により補助金の範囲は異なる
  • 大幅賃上げ加算あり
  • 給与支給総額1.5%以上向上
  • 事業場内最低賃金+30円以上
  • 付加価値額3%以上向上  など
  1. GビズID取得
  2. 電子申請
  3. 複数締切
  • 同一事業でIT導入補助金と併用不可
  • 申請書類が複雑、専門家支援推奨
  • 新札対応機器の対象性は事前確認

IT導入補助金・自治体支援の対象と内容

新紙幣対応に伴うレジや関連機器の導入・更新には、国や自治体からの補助金制度が活用できます。

​特に 「IT導入補助金2025」の「インボイス対応類型」では、POSレジや券売機などの導入費用が補助対象 となります。​

また、自治体によっては独自の支援策を設けており、地域ごとの制度を確認することが重要です。​

補助金対象のPOSレジを問い合わせる

【2025年最新】IT導入補助金とは?2024年との変更点や対象者、申請枠をわかりやすく解説

2024年と2025年のIT導入補助金の違いを踏まえて、申請枠や補助額・補助率、スケジュールを徹底解説していきます!

詳しくはこちら

POSレジ導入の補助金・助成金まとめ!対象条件や申請方法を徹底解説

POSレジに利用できる補助金・助成金の紹介だけでなく、注意点や申請方法まで解説

詳しくはこちら

IT導入補助金の申請タイミング・流れ・サポートの有無

IT導入補助金補助金の申請は、年度ごとに定められた期間に以下のステップで行います。

  1. GビズIDプライムの取得
  2. 課題と改善目標の設定
  3. 導入するITツールと支援事業者の選定
  4. 申請書類の作成と提出

また、申請手続きには専門的な知識が必要な場合があるため、支援事業者や専門家のサポートを受けることをおすすめします。

補助金を活用するなら「いつまでに動くべきか」

補助金の申請には期限があるため、早めの準備が成功の鍵 となります。​

特に、新紙幣対応の機器導入を検討している場合、以下の理由から早期の行動が推奨されます。

  1. 申請書類の準備に時間がかかる
  2. 補助金の予算枠が限られている
  3. 導入機器の納期が長くなる可能性がある

これらの点を踏まえ、補助金の活用を検討している事業者は、できるだけ早く情報収集と準備を開始することが重要です。

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新紙幣対応店舗のリアルな声と成功事例

事例1│新紙幣対応も見据えたPOSレジ全面刷新プロジェクト

業種・業務・導入製品

  • 業種:卸売・小売業・飲食店
  • 業務:営業・販売
  • 導入製品:FoodFrontia St オーダーエントリーシステム(NECプラットフォームズ)

導入の背景・課題

  • 4世代にわたるPOSレジを利用。マスタ管理が煩雑化し、ヒューマンエラーも多発
  • 周辺機器の問い合わせ先が分散し、業務負担が増大
  • インバウンド対応や予約決済の強化、新紙幣・新500円硬貨への対応が急務

導入の決め手

  • 食べ放題業態に最適化されたセルフオーダー開発が可能
  • NEC以外の機器も含めたトータル保守管理体制を構築できる点を評価

導入後の成果​​​​​​

  • 新紙幣・新500円硬貨に対応する自動釣銭機を導入
  • 予約アプリとの連携でスムーズな受付・会計が実現
  • 問い合わせ窓口の一元化でトラブル対応の負担を8割以上削減
  • POSとセルフオーダーの統合によりマスタ情報が一本化、売価の不整合も解消

今後の展望

  • ハード/ソフト両面での拡張性を確保しており、次期レジ更新時のコスト最適化も見据えた設計
  • 各業態でのセルフ化・キャッシュレス対応強化により、さらなる業務効率と顧客体験の向上を図る

参考:多様なカスタマイズ要望にも柔軟に対応。導入から保守まで窓口を一本化し大型プロジェクトを包括支援│NECプラットフォームズ

事例2│新紙幣対応で業務効率化!券売機・両替機を導入

導入企業概要

  • 企業名:株式会社GRSグループ
  • 業種:白髪染め専門店(美容業)
  • 導入店舗:一之江店、西小岩店、住吉

導入背景:新紙幣対応と現場の業務負担軽減が急務に

  • 現金精算が中心のため、スタッフの業務が煩雑に
  • 既存の券売機・両替機は新紙幣に対応未定。将来的な不安を抱えていた
  • 手袋着用のまま現金対応する不便さ。会計業務による作業中断が課題に

導入内容:新紙幣対応機器による現金会計のスマート化

  • 導入機器(提供:株式会社アトラス)
  • 券売機:メニュー選択と事前決済が可能。手袋をしたままでも操作しやすいUI
  • 両替機:新紙幣発行に対応したビルバリを搭載。小銭・お釣り管理の負担を軽減

設置・メンテナンス内容

  • 両替機のビルバリ交換(新紙幣用)
  • 券売機の内部清掃・コインセレクター交換
  • 操作指導(YouTube動画と現場説明)

導入効果:業務効率化と顧客満足度の両立

  • 新紙幣対応による安心運用→ 2024年以降もトラブルなく利用可能
  • 混雑緩和・顧客満足度向上→ ピーク時の会計待ち時間が短縮
  • ゴム手袋を外さず対応可能に→ 手間と衛生面のストレスが軽減
  • 会計の自動化で作業効率向上→ スタッフは施術に集中可能。接客品質がアップ
参考:東京都株式会社GRSグループさま券売機導入事例 | アトラス

【無料】最適な新紙幣対応レジを比較・相談できます

POSレジコンシェルジュのサポート内容

POSレジコンシェルジュのサポート内容

POSレジコンシェルジュは、 店舗の業種や規模、課題に合わせて最適なレジの選定をサポートする無料相談サービス です。

豊富な導入実績とメーカー横断の比較情報により、「どのレジを選べばいいか分からない」という悩みに的確に対応します。

新紙幣対応や補助金活用、キャッシュレス対応など、今必要な視点で提案してもらえるため、無駄なコストや手間を省きたい事業者に最適です。

どんな人が相談すべき?迷っている方こそ向いている

「レジを買い替えるべきか?アップデートで済むのか?」と悩んでいる方こそ、POSレジコンシェルジュのサポートが向いています。

店舗の現状や予算、補助金活用の可否などをヒアリングしたうえで、プロの視点で最適な選択肢を提示。

無理な売り込みは一切なく、中立的な立場で比較・提案してくれるため、はじめてのレジ導入や見直しでも安心 して相談できます。

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新紙幣対応に関するよくある質問(FAQ)

Q
POSレジだけでいい?金銭機・釣銭機も必要?

A

POSレジ単体では新紙幣に対応できない場合が多く、新紙幣対応の自動釣銭機やビルバリ(紙幣識別機)の導入・アップデートが必要です。店舗の現金取引量に応じて選択してください。

Q
キャッシュレスだけではダメ?

A

キャッシュレス決済のみでも運用可能ですが、日本では現金取引が約61%(2023年、経済産業省)を占めるため、現金需要が高い店舗では新紙幣対応も検討が必要です。

まとめ|新紙幣対応は「今から」でも間に合う

2024年の新紙幣発行により、店舗のレジ環境もアップデートが求められる時代となりました。

「対応が遅れたらどうしよう」「費用が心配」と不安を感じている方も多いかもしれませんが、今からでも対応は十分可能です。

実際に、多くの店舗が導入タイミングを見極めながら、必要な機能やコストに合わせて最適な選択をしています。

買い替えか、アップデートか、補助金の活用はできるのか――正しい情報と判断が、無駄な出費を防ぐ鍵になります。

レジ環境の見直しや新紙幣対応についてお悩みの方は、お気軽にWiz Cloudまでご相談ください。
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