POSレジの使い方徹底マニュアル|メリット・効果・導入方法を紹介

企業によるデータ活用やそれを生かしたマーケティングに注目が集まるなか、データ分析に役立つPOSにも熱い視線が注がれています。

そのため、POSやタブレットレジについて、基本的なことはご存知という方も多いでしょう。ただ、POSレジを使ったときのメリットや、具体的な効果・使い方となると、詳しくは知らないという方も珍しくありません。

そこで今回は、POSレジを導入したときのメリット、事例を踏まえた効果、導入方法の3つを元に、POSの正しい使い方をお伝えしていきます。                

POSレジを導入する5つのメリット

POSレジとは、通常のレジスター機能に加え、さらにデータ管理や分析ツールまで備えたサービスのことです。

データとして収集できるのは、商品・在庫・売上・顧客と複数に分かれます。最近では、様々なデータを経営戦略に生かす「データマーケティング」が注目されており、その実施に最適なPOSレジに乗り換える店舗オーナーも増えています。

また、POSレジは従来のレジスター(ガチャレジ)に比べ、次のような様々なメリットを持つことが特徴です。

メリット(1)クラウド上に保管された販売情報を様々な観点から分析できる
メリット(2)タブレットやハンディとして持ち運びもできる
メリット(3)タブレットPOSなら導入コストが非常に安い
メリット(4)クラウド会計ソフトと連携して自動記帳も可能
メリット(5)従業員の不正防止や生産性向上に役立つ


POSレジは、クラウドサーバーにデータが保管され、いつでもその情報を参照することができます。商品や売上、顧客の情報を抽出して細かい分析にも使えるため、マーケティングや経営戦略の構築にも最適です。

また、小規模店舗や飲食店のオーナーの方には、iPadで利用できるタブレットPOS(タブレットレジ)をおすすめします。タブレットやスマホをハンディとして持ち運びオーダー機器としても使うことができ、導入費用も安い(10万円以内も可能)ため財務面の負担も減ります。

小規模飲食店にピッタリのPOSレジとは?

比較的小規模の飲食店を運営している方であれば、タブレット型POSがおすすめです。使い方もシンプルで、何より導入費用が5~20万円とPOSのなかでは非常に安い価格が魅力といえます。

タブレット型POSは業種・業態に特化したものが多いため、できるだけ飲食店向けのものを選ぶほうが良いでしょう。ここでは、いくつか飲食店向けのPOSレジをご紹介したいと思います。

おススメのPOSレジ|UMaTレジ(ウマッタレジ)

UMaTレジ」は、シンプルな機能性に加え、洗練されたデザインにこだわりを持ちます。ドイツの世界最高峰のデザイン賞を獲得したこともあり、その使い勝手はPOSのなかでもトップクラスといえるでしょう。

高度な販売データ分析はもちろん、ハンディ連動、会計ソフト連携、不正防止機能と飲食店に必要な能力のほとんどを備えています。CSVでの商品一括登録も可能で、品目が多い店舗でも心配はいりません。

月額無料プランが用意されており、「まずは試してみたい」という方にもおすすめです。

UMaTレジにより、効率化や顧客満足度の改善に役立てている飲食店オーナーも少なくありません。まずはお試しから、ぜひUMaTレジを検討してみてください。  

おススメのPOSレジ|USENレジFOOD

USENレジ」は、株式会社USENの提供するタブレットPOSとなります。iPadでの直感的な操作で、初心者でも安心して利用可能です。オプションでハンディ端末も利用できる点も飲食店にとっては嬉しいポイントだと言えるでしょう。

分析機能としても、予実比較、昨年対比、勤怠管理といった機能を標準装備しています。

サポート体制も万全で、24時間365日対応の電話サポートや、緊急時には全国141拠点を駆使した駆け付けサポートも行っています。

POSレジの効果|2つの導入事例から検証

POSレジを利用することで、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか。ここでは、実際にPOSレジを利用した店舗オーナーの意見を参考に、その効果を検証していきましょう。

飲食店オーナーNさんのPOSレジ導入事例:会計伝票の印刷機能で効率化

【導入したPOSレジ:UMaTレジ】

Nさんは、唐揚げやチキンを店内販売する飲食店を経営しています。

Nさんが新店舗をオープンする際、競合店を調査していたときです。顧客の注文をスタッフが手書きで伝票にとり、それをレジに入力するという非効率な作業にNさんは驚いてしまいました。

その店舗のレジの前には行列ができ、顧客の多くは不満げです。こうした非効率なレジ対応をしていたのでは、いずれ顧客が離れてしまうと感じたNさんは、新店オープン時にPOSレジの導入を検討しました。
あるPOSサービス会社のなかに、「会計伝票の印刷機能」があることを知り、Nさんは「これだ」と思いました。今まで手書きで行っていた伝票処理を機械が自動的に行ってくれれば、顧客を待たせる時間も短縮できるはずです。

今では、この伝票印刷機能に満足しているほか、意外にも操作が簡単だと感じているそうです。POSレジの細部の機能に着目し、顧客満足度を高めた事例といえるでしょう。

 

飲食店店長HさんのPOSレジ導入事例:注文ミスの軽減で業務効率化へ

【導入したPOSレジ:UMaTレジ】

Hさんは、イタリアン料理の飲食店の店長として働いています。

Hさんが働いていて非常に効率が悪いと感じた業務は、顧客からのオーダーです。この店舗では、顧客から注文を受けるとそれを紙に手書きし、厨房に渡すことで調理を開始します。また、レジを打つときも、この手書きのオーダー表が元になります。

しかし、ディナーの時間帯などには注文量が増えることもあり、オーダーの書き忘れや聞き間違いなどのミスが多数発生してしまいます。さらに、どの商品を処理して何が残っているのかということが分かりにくく、レジも一つずる手入力していたので効率の悪さに悩んでいました。

そこで、POSレジの導入を検討します。POSレジの場合、タブレットなどに商品情報を登録しておけば、そのままテーブル席まで持ち運び、タッチパッド式で注文をとることができます。また、オーダーの入った情報は厨房、さらにレジにも反映されるため、漏れやミスが一気に解消したとHさんは言います。

こちらは注文時のミスを劇的に減らし、業務効率化に成功した事例といえるでしょう。

POSレジの使い方・導入方法

POSレジの使い方はサービスによっても異なりますが、基本的な手順は同じです。ここでは、次の6つの導入方法を参考に、POSレジの詳しい使い方を紹介していきます。 

使い方(1)端末や周辺機器を用意する

POSレジを導入する場合は、まず端末や周辺機器を用意していきます。 もともとキャッシュドロアやレシートプリンタが本体に内蔵されたものもありますが、タブレット型やパソコン型のPOSを利用する場合は、周辺機器も事前に用意しておきましょう。 周辺機器については、サービス提供会社がセットで販売していることもあります。単体で別のお店で買うよりセット購入がお得なので、利用するサービスの公式サイトを参考にしてみてください。

 

使い方(2)ソフトやアプリをインストール

次にソフトやアプリをインストールしていきます。 据置型POSやパソコン型などはソフトウェア、タブレット型はアプリをインストールします。インストールしたソフトを開くと、商品や在庫、顧客管理画面が表れるため、開店前に各機能を確認しておきましょう。

使い方(3)基本的な機能を把握する

POSレジに標準装備されているものは、商品・在庫・売上・顧客の各データ管理および分析機能です。また、サービスによってはクラウド会計ソフト連携や、ハンディ連動といった機能も使えます。

使い方(4)商品登録を行う

ソフトを立ち上げたら、必ず商品登録を行っておいてください。商品を登録しないと、決済機能や各種管理ツールが働きません。商品はカテゴリーごとに登録していけるため、あらかじめ品目を設定しておくとよいでしょう。

使い方(5)周辺機器と接続する

最後に、本体と周辺機器を接続します。最初から周辺機器が内蔵されているPOSの場合は必要ありません。タブレットやパソコンの場合は、キャッシュドロア、レシートプリンタなどにつないでおきましょう。

使い方(6)開店準備・売上管理・分析

ここまでの手順が完了すれば、とうとう開店準備を行います。売上管理や分析ツールなどがしっかりと機能しているか、シミュレーションを行っておくとよいでしょう。

まとめ

今回はPOSレジのメリットや効果、使い方についてお伝えしてきました。

従来のレジスターに比べて高い分析能力を持ち、昨今注目されているデータマーケティングに最適です。また、導入費用が少なくて済むタブレット型POSなら、小規模店舗のオーナーの方でも購入のハードルは低くなるでしょう。

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