「おすすめの請求書作成ソフトはどれ?」
請求書作成ソフトを利用することで、請求書発行の業務を効率化できたり、より正確に作成できて記入ミスを減らしたりできます。
しかし、多くのサービスがありすぎて、どれを選べば良いかわからず、導入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめの請求書作成ソフト18選を徹底比較していきます。
請求書作成ソフトの選び方も紹介しているので、請求書ソフトの導入を検討している方に必見の内容です!
請求書作成ソフトとは
請求書作成ソフトとは、請求書や見積書、納品書などの さまざまな書類の作成を自動化できるシステムです。
請求書アプリを利用することで、請求書や見積書がテンプレート化されているため、手作業よりも作業効率が上がります。
また、請求書のペーパーレス化も実現できるため、インク代や紙代といった印刷コストの削減にも繋がります。
▶関連記事:請求書とは?役割や書き方、送り方などわかりやすく解説!
請求書作成ソフトの利用が重要視されている理由
電子帳簿保存法へ対応できるため
請求書作成ソフトの利用が重要視されているのは、電子帳簿保存法へ対応できるためです。
昨今、書類をデータで管理するといったペーパーレス化が進んでいますが、 データで管理する場合は電子帳簿保存法への対応が必要です。
法改正のたびに対応するのは負担がかかるため、請求書作成ソフトを利用することで、法律に自動で対応できてスムーズにデータを管理できます。
テレワークを促進できるため
請求書作成ソフトの利用が重要視されているのは、テレワークを促進できるためです。
請求書作成ソフトの多くはクラウド型のため、 インターネット環境さえ整っていればソフトを利用できます。
急な請求書対応でも、自宅からソフトを操作するだけで発行できるため、請求書対応のために出社する必要がなくなります。
請求書ソフトはどんな人におすすめ?
請求書ソフトの利用は、以下のような方や企業におすすめです。
隙間時間を使って請求書を作成したい個人事業主の方から、 請求書関連業務をまとめて効率化したい中小企業まで、あらゆる方にメリットがあります。
請求書作成ソフトのメリット
請求書発行の業務効率化
請求書ソフトを利用することで、 請求書や見積書がテンプレート化されているため、手作業よりも作業効率が上がります。
また請求書発行だけでなく、請求書を管理・送付できたり、外部システムと連携できたりするため、請求書関連業務全体の業務負担軽減が可能です。
人的ミスを防止できる
請求書ソフトを利用することで、 テンプレートの項目に記載するだけで書類が完成するので、より正確に作成できて記入ミスを防げます。
また、自動宛名機能や請求済・未請求の管理機能が搭載されているソフトも多く、誤送信や請求漏れのリスクを減らせます。
場所を選ばずに請求書を共有できる
請求書ソフトは、外出先や移動中など、いつでもどこでも利用できて、場所を問わずに請求書の作成・共有ができます。
パソコンやスマホからソフトにアクセスできるので、会社に出社しないと請求書を作成できないといった テレワーク中の問題解決にもつながるでしょう。
紙の請求書発行時にかかっていたコストを削減できる
請求書ソフトを利用することで、請求書のペーパーレス化が実現するため、 インク代や紙代といった印刷コストの削減に繋がります。
また、ソフトで作成した請求書データをメールやSMSで送付することも可能なので、郵送のための封入作業の手間もなくなり、人件費を抑えられます。
請求書作成ソフトのデメリット
導入コストの負担
請求書ソフトを新たに導入すると、初期費用や運用コストが発生します。
とはいえ、電子請求書に対応することで、業務効率化や管理コスト削減が実現するため、 トータルで見るとメリットの方が大きくなるでしょう。
あらかじめ予算を明確にし、十分な費用対効果が得られるか検討したうえでシステム導入を決定しましょう。
取引先への説明が必要になる
これまで取引先とのやり取りが紙媒体であった場合、電子データに移行することで、取引先に説明を行う必要があります。
企業によっては、指定のフォーマットでの請求書郵送を希望する場合もあるため、 電子データに対応できないケースも想定されます。
インターネット環境が必要になる
請求書ソフトでは、回線の速度や安定性が欠けると使いづらく、 ネットワーク環境が整っていない場所では利用できないものが多いです。
環境によっては請求書ソフトを利用できないため、 インターネット環境に依存することになるデメリットがあります。
データの紛失や情報漏洩、改ざんのリスク
請求書ソフトのセキュリティレベルはサービスによって異なり、十分なセキュリティ対策機能が備わっていないサービスもあります。
特に、ソフトに顧客情報や機密情報を保管したい場合、万が一情報漏洩や紛失が起きれば、会社の社会的信用を失うことになります。
ソフトへの不正アクセスによるデータ改ざんのリスクも考えられるため、 十分なセキュリティ対策機能が備わっているか確認することが重要です。
【比較一覧表】請求書作成ソフトおすすめランキング
ランキング | サービス名 | おすすめ度 | 無料プラン | 料金プラン(税込) | インボイス制度 対応の有無 |
電子帳簿保存法 対応の有無 |
特徴 | 提供会社 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | Misoca | ★★★★★ | ○ | プラン15:月額968円 プラン100:月額3,630円 |
○ | ○ | 請求書の知識がなくても直感操作で簡単に作成できる | 弥生株式会社 |
2位 | BtoBプラットフォーム 請求書 | ★★★★★ | × | 初期費用:11万円~ 月額利用料:2万2,000円~ |
○ | ○ | 請求業務全体をデータ化する電子請求書サービス | 株式会社インフォマート |
3位 | 請求管理ロボ | ★★★★★ | × | 要問合せ | ○ | ○ | 毎月の請求業務を約80%削減する | 株式会社ROBOT PAYMENT |
4位 | MakeLeaps | ★★★★★ | ○ | 個人プラン:月額550円 法人プラン:月額880円 エンタープライズプラン:月額2万7,500円~ |
○ | ○ | シンプルな操作と丁寧なサポートで請求業務をラクに | メイクリープス株式会社 |
5位 | 楽楽明細 | ★★★★★ | × | 初期費用:11万円~ 月額利用料:2万7,500円~ |
○ | ○ | システムが苦手な方でも簡単に操作可能 | 株式会社ラクス |
6位 | board | ★★★★☆ | × | Personal:月額1,078円 Basic:月額2,178円 Standard:月額4,378円 Premium:月額6,578円 |
○ | - | 一般的な請求書作成サービスと、中堅向け業務システムとの 中間に位置するようなシステム |
ヴェルク株式会社 |
7位 | INVOY | ★★★★☆ | ○ | Standardプラン:月額980円 | ○ | ○ | 請求書の作成や取引先の追加が無制限! 無料プランの充実度が高い |
FINUX株式会社 |
8位 | freee業務委託管理 | ★★★★☆ | × | 初期費用:要問合せ 月額利用料:3万5,200円~ |
○ | ○ | フリーランスとの契約・発注・請求・支払を一元化できる | エン・ジャパン株式会社 |
9位 | マネーフォワードクラウド請求書 | ★★★★☆ | × | パーソナルミニ:月額:1,078円 パーソナル:月額1,408円 パーソナルプラス:年額39,336円 スモールビジネス:月額4,378円 ビジネス:月額6,578円 |
○ | ○ | マネーフォワードサービスとのデータ連携で業務の全体を効率化 | 株式会社マネーフォワード |
10位 | freee会計 | ★★★★☆ | × | スターター:月額1,078円 スタンダード:月額2,178円 プレミアム:月額3,648円 |
○ | ○ | 確定申告の書類も作成できる会計アプリ | freee株式会社 |
11位 | Zoho Invoice | ★★★☆☆ | ○ | 無料プランのみ | - | - | 決済サービスとの連携機能によって 請求処理の自動化を実現 |
Zoho Corporation |
12位 | 請求QUICK | ★★★☆☆ | ○ | 月額基本料金無料 ユーザーや発行数の増加による従量課金制 |
- | - | 発行した請求書を最短2営業日で資金化できる ファクタリング機能が魅力 |
SBIビジネス・ ソリューションズ株式会社 |
13位 | Bill One | ★★★☆☆ | ○ | 要問合せ | ○ | ○ | さまざまな方法・形式で届いた請求書を オンラインで受け取れる |
Sansan株式会社 |
14位 | イーメイサイプロ | ★★★☆☆ | × | 初期費用:要問合せ Aプラン:月額1万1,000円 Bプラン:月額5万5,000円 Cプラン:月額5,500円 Dプラン:月額2万4,750円 |
- | - | 機能がシンプルなので、 請求書・見積書作成のみを効率化したい企業におすすめ |
株式会社 シスプロ |
15位 | やよいの見積・納品・請求書 | ★★★☆☆ | × | 6,050円(買い切り) | ○ | - | 手厚いサポート体制が魅力 | 弥生株式会社 |
16位 | Square 請求書 | ★★★☆☆ | ○ | 月額3,000円(税表示なし) | - | - | 請求書の作成と送付が無料で、件数も無制限 | Square, Inc. |
17位 | ツカエル見積・請求書オンライン | ★★★☆☆ | × | Stdプラン:月額550円 Proプラン:月額1,100円 |
○ | - | 低価格ながらも、豊富な機能と使い勝手の良さが魅力 | 株式会社ジョブカン会計 |
おすすめの請求書作成ソフト18選
Misoca
Misocaは、弥生株式会社が提供する、パソコンやスマホで簡単にきれいな請求書が作成できるWebサービスです。
使い方がシンプルなので誰でもすぐに使い始めることが可能で、 取引先・品目・税率などを入力フォームに記入するだけで帳票ができます。
仕事現場で請求書をすぐに作成したい建設・建築業の方や、移動時間に請求書作成やステータス管理を行いたい個人事業主・フリーランスの方におすすめです。▶1分でキレイな請求書を作成|Misocaについて詳しくチェック
BtoBプラットフォーム 請求書
BtoBプラットフォーム 請求書は、株式会社インフォマートが提供する、 請求業務全体をデータ化する電子請求書サービスです。
請求書の発行だけでなく、受取、支払金額の通知、会計・販売管理システムとデータ連携などの機能があります。
時間・コスト・手間のかかる経理業務を大幅に改善でき、電子帳簿保存法に対応しているためペーパーレス化と経理のテレワークを実現します。
請求管理ロボ
請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する、毎月の請求業務を約80%削減するクラウドサービスです。
請求書の発行・送付ができるのはもちろん、 自動集金が仕組み化されており、迅速な入金催促によって回収率向上を実現できます。
また、経営状況を分析・見える化するダッシュボードも搭載しており、未入金予防等の経営者支援にも繋がります。
MakeLeaps(メイクリープス)
MakeLeaps(メイクリープス)は、メイクリープス株式会社が提供する、シンプルな操作と丁寧なサポートで請求業務をラクにできる請求管理クラウドサービスです。
MakeLeapsは、さまざまな請求業務のお悩みを解決する豊富な機能と丁寧なサポート体制があり、 有料契約継続率99%と高い満足度を獲得しています。
請求書作成ソフトの導入が初めてで、何かと不安が多い企業や個人事業主の方におすすめです。
楽楽明細
楽楽明細は、株式会社ラクスが提供する、請求書、納品書、支払明細などの帳票をWEB上で発行するクラウド型のシステムです。
帳票データのCSVまたはPDFをアップロードするだけで、取引先に応じてWEB、メール添付、郵送、FAXのいずれかの方法で自動で割り振り発行できます。
請求書発行において手間のかかる印刷・封入・発送の作業がゼロになるので、小規模の会社であれば経理担当が1名でも業務が可能です。
board
boardは、ヴェルク株式会社が提供する、一般的な請求書作成サービスと、 中堅向け業務システムやERP等との中間に位置するようなシステムです。
見積書や請求書の作成はもちろん、営業管理、支払管理、売上見込の把握、キャッシュフロー予測などが可能で、経営を一元管理できます。
「請求書作成サービスでは業務管理や経営管理が不十分だが、中堅向け業務システムやERPだと価格帯が高すぎて手が出しにくい」という中小企業や小規模事業者に最適です。
INVOY
INVOYは、FINUX株式会社が提供する、 請求書の作成も取引先の追加も、無制限かつ無料で利用できるクラウド請求書プラットフォームです。
コストを気にせずに、請求・経理業務に必要な多くの機能を使えるのが魅力です。
有料プランでは、口座の連携や資金繰り表の作成ができるので、より便利に使いたいという方におすすめです。
freee業務委託管理(旧pasture)
freee業務委託管理(旧pasture)は、フリー株式会社が提供する、フリーランスとの契約・発注・請求・支払を一元化できるクラウドサービスです。
企業とパートナーとの契約、発注から月末の請求管理までワンストップで行えるため、請求業務がスムーズになります。
またfreee業務委託管理は、SlackやChatworkなどのメッセンジャーツール、会計ソフトやCRMといった外部サービスとの連携が充実しているので、転記作業やデータ移行の手間を省略できます。
マネーフォワードクラウド請求書
マネーフォワードクラウド請求書は、株式会社マネーフォワードが提供する、請求書の作成、送付、受取がまとめて管理できるサービスです。
テンプレートを選んで登録した取引先と品目を選ぶだけで請求書を作成できます。送付もワンクリックで郵送やメール送信が可能です。
また、作成した請求書の情報はマネーフォワード クラウド会計に自動で反映されるため、 マネーフォワードを利用している方はメーカーを揃えるのがおすすめです。
freee会計
freee会計は、freee株式会社が提供している、クラウドで経理全体を効率化できる会計ソフトです。
確定申告の書類では白色申告と青色申告の両方を作成でき、見積や請求書、納品書も作成できます。
レシートや領収書を撮るだけで自動でデータを読み込んでくれる機能もあり、面倒な会計作業を効率化できる便利な機能を搭載しています。
Zoho Invoice
Zoho Invoiceは、Zoho Corporationが提供する、中小企業やスタートアップ、個人事業主向けの請求管理サービスです。
Zoho Invoiceには請求書のテンプレートがたくさん用意されており、これらのテンプレートをもとに要件に合わせて請求書をカスタマイズできます。
また 決済サービスとの連携機能によって、クレジットカード連携や銀行送金などのさまざまな操作や設定が可能で、 定期的な請求処理の自動化を実現できます。
請求QUICK
請求QUICKは、SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供する、クラウド型請求書発行システムです。
請求書の発行から入金消込・仕訳、さらに請求書の買取(オンラインファクタリング)まで、1つのシステムで月額0円で利用できます。
特に「入金QUICK」機能が魅力で、 請求QUICKで発行した請求書を最短2営業日で資金化できるので、手持ち資金の余裕がなく急な支払資金が必要な場合に便利な機能です。
Bill One
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供する、あらゆる請求書をオンラインで受け取り、企業全体の請求書業務を加速するインボイス管理サービスです。
Bill Oneは、郵送で送られてきた請求書もスキャン代行によってデータ化されるため、 どんな請求書でもオンラインで受け取れます。
請求書を受け取る側はもちろん、発行する側にも負担をかけずに利用をスタートできるので、ソフト導入に合わせた取引先への説明も最小限に抑えられます。
イーメイサイプロ
イーメイサイプロは、株式会社 シスプロが提供する、クラウド上で請求書の発行・受取を行えるサービスです。
受取側、発行側の双方でイーメイサイプロに統一することで、まとめて一括管理できるので、受取り業務を大幅に削減できます。
また、イーメイサイプロは機能がシンプルなので、 請求書の作成と受取のみを効率化したい企業におすすめです。
やよいの見積・納品・請求書
やよいの見積・納品・請求書は、弥生株式会社が提供する、請求書や見積書、納品書をテンプレートや簡単な入力操作で作成できるデスクトップ型ソフトです。
手厚いサポート体制が特徴で、法令の改正に合わせて無料で最新プログラムに更新できたり、消費税改正による業務相談もできたりします。
日々の業務に関するさまざまなサポートを行ってくれるので、システムが苦手な方でも安心して利用できます。
Square 請求書
Square 請求書は、Square, Inc.が提供している、場所を問わずに請求書を便利に作成、送信、管理できるアプリです。
自動リマインダーやリアルタイムの追跡、レポート作成、安全で高速な支払いシステムなど、外出先でも請求業務を遂行するのに必要な機能が揃っています。
請求書の作成と送付が無料で、何件でも作成できるため、コストパフォーマンス重視で選びたい方におすすめです。
ツカエル見積・請求書オンライン
ツカエル見積・請求書オンラインは、株式会社ジョブカン会計が提供する、 低価格で豊富な機能を利用できる見積・請求書作成ソフトです。
さまざまの書類のテンプレートは、適格請求書等保存方式に対応しており、ビジネスシーンでそのまま使えます。
ワークフロー機能などの応用機能も揃っているため、 コスパを重視しながら、事業拡大に合わせて社内申請フローを構築していきたい企業におすすめです。
請求書作成ソフトを選ぶポイント
自社の事業形態に合っているか
請求書ソフトを選ぶ際は、 事業形態によって必要な機能が変わるため、ソフトと事業形態が合っているか確認することが大切です。
利用人数や取引先数が少なく、請求書作成のみを効率化したい場合は、作成と送付の機能がメインの比較的安価なソフトがおすすめです。
一方で利用人数や取引先数が多く、経理業務全体を効率化したい場合は、外部システムと連携できるソフトを選びましょう。
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クラウド型とは?インストール・パッケージ型とは?
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クラウド型は、 システムがクラウドサーバー上で管理されており、Webブラウザや専用アプリからサービスを利用するタイプです。
自社でシステムを構築・管理する必要がないため初期費用を抑えやすく、アカウント登録したらすぐに利用開始できます。
一方のインストール・パッケージ型は、ソフトをインストールしてサービスを利用するタイプです。
ソフトをインストールしたパソコンのみで利用できるため、オフライン環境でも動作するのが利点です。
トータルコストで費用を計算しているか
請求書ソフトを選ぶ際は、費用をトータルコストで計算することが重要です。
一般的に発生する費用は、 初期費用 ・ 月額料金・オプション費用の3種類で、アカウント数やテンプレート数が増えることで追加費用がかかることもあります。
予算内で継続して利用するためにも、費用の上限を決めて、トータルコストで料金比較を行いましょう。
請求書作成以外で利用したい機能を比較する
請求書アプリを選ぶ際は、請求書作成以外で利用したい機能が搭載されているか確認しましょう。
例えば、 会計ソフトや銀行口座と連携できるソフトを選ぶと、既存データをそのまま使えたり、請求・入金確認を一括管理できたりします。
バックオフィス全体の業務効率化を図るためにも、搭載機能を比較するのがポイントです。
インボイス制度など法律や税制に対応しているか
請求書ソフトを選ぶ際は、 インボイス制度や改正電子帳簿保存法対応済のサービスから選ぶのが重要です。
インボイス制度では、区分記載請求書の項目に加え、「登録番号」「適用税率」「消費税額」の記載ができるかどうかが重要です。
改正電子帳簿保存法では、要件に則った形でデータを保管・管理できるかがポイントです。
▶関連記事:【図解】2023年10月から始まるインボイス制度とは?世界イチわかりやすく解説!
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業務フローに組み込めるか
請求書ソフトを選ぶ際は、 現在の業務フローにおいてどの段階でソフトを組み込むのか、整理してからソフトを導入するのがおすすめです。
また、ソフト導入に合わせて業務フローを変更することも出てくるでしょう。
業務フローを変更する場合は、ソフト導入前にフローの変更を行い、あらかじめ社員に共有しておくことで、スムーズに請求書ソフトに移行できます。
既存システムとの連携は可能か
請求書ソフトを選ぶ際は、社内で利用している既存システムとの互換性も確認しましょう。
例えば、請求書管理システムやPOSシステムは他のデータベースやアプリとも密に関係しているため、システム連携をすることで転記作業やデータ移行の手間を省略できます。
このように、 システム連携は業務効率化にも繋がるため、既存システムとの連携も考慮しながら製品を選びましょう。
セキュリティ体制が整っているか
請求書ソフトを選ぶ際は安全性を考慮し、サービスのセキュリティ面も注視したいポイントです。
サーバーがサイバー攻撃に合った場合、自社のデータが流出してしまうリスクもあります。
サービスごとにセキュリティ機能は異なるため、 それぞれの特徴を比較したうえで自社に適した仕様を見極めましょう。
サポートは充実しているか
請求書ソフトを選ぶ際は、 サポート体制が十分かどうか事前に確認しましょう。
サポートが充実していれば、操作方法のレクチャーやトラブル対応が必要な場合も、スムーズに対処してもらえます。
無料お試し期間はあるか
請求書ソフトを導入する前に、無料で利用できるトライアル期間があるか確認しましょう。
いきなり本格導入すると、導入後に使いづらさがわかったり、業務効率化につながらなかったりなど、導入効果を感じられない事態になりかねません。
事前トライアルで使用感を試し、 現場の意見も参考にしながら、使いやすさを確かめることが大切です。
請求書ソフトに関するよくある質問
A
個人事業主におすすめの請求書ソフトは、Misoca、MakeLeaps、Zoho Invoiceです。
A
建築業におすすめの請求書・見積書ソフトは、Misocaです。
A
Excelでの請求書作成は、事業規模が小さく、取引先企業数が少なければ、十分に使えます。
しかし、取引先企業数が多いほどExcelでの管理が難しくなるため、請求書作成ソフトを利用するのがおすすめです。
まとめ
今回は、請求書作成ソフトのおすすめ18選を徹底比較していきました。
請求書ソフトの利用は、隙間時間を使って請求書を作成したい個人事業主や、 請求書関連業務をまとめて効率化したい中小企業におすすめです。
2023年10月にはインボイス制度も始まるので、新制度の導入を機に、ソフトの導入や見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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