クラウドPBXの価格や料金相場を徹底解説!おすすめ3選の比較から選び方を解説

最近では、ビジネスフォンよりも便利な「クラウドPBX」という言葉が、ネットやメディアなどでも目を引きます。 しかし「オフィスへ電話機の導入したいけれど、クラウドPBXやPBXなどの違いがわからない」とお悩みの方も多いでしょう。 そこで本記事ではクラウドPBXの導入を検討されている方へ向けて、クラウドPBXの特徴やおすすめのクラウドPBXを解説していきます。

クラウドPBXとは?

クラウドPBXは、会社内で利用するビジネスフォンをつなぐ交換機(PBX)を、建物内ではなくクラウド上に設置したシステムです。

クラウドPBXは、ネット環境さえあれば誰でも利用できるため、従来のPBXのように構内交換機を買う必要がありません。

またスマホを内線化できるのが、クラウドPBXの最大の強みといえるでしょう。ビジネスフォンと同じように、スマホでも発着信・内線・保留・転送機能が使えます。

クラウドPBXと接続できる電話機の種類

クラウドPBXで接続できる電話機には「スマホ」「タブレット」「SIPフォン」「ソフトフォン(パソコン)」4種類があります。

クラウドPBXは国内外問わずインターネット環境さえあれば、電話機でなくてもスマホやパソコンがビジネスフォンの役割を果たします。

クラウドPBXは、近年テレワークや在宅ワークの推進に一役買っており、電話業務の効率化の手段として有効に活用できます。

クラウドPBXを導入するメリット

利便性が高い

クラウドPBXをスマートフォンと紐づけることで、外出先でも代表番号を利用可能です。顧客の機会損失を減らし、業務効率化にも期待できます。

クラウドPBXで接続できる端末は、スマートフォンやソパソコン、タブレットなど様々です。そのため社内の自由な働き方を促進し、テレワーク支援にも役だちます。

コスト削減につながる

クラウドPBXを導入することで、従来のPBXよりも導入費と運用費を抑えることができます。そのためコスト削減にお悩みの会社にもクラウドPBXはおすすめです。

まずクラウドPBXは、社内に交換機の設置が必要ないため、設置工事や配線工事にかかる導入費を大きく抑えることができます。
またクラウドPBXは、内線電話や転送電話も無料で利用可能です。

毎月発生する通信費を抑えることで、ランニングコストの削減につながります。

BCP対策

クラウドPBXは、自然災害や感染症などにより出社が制限された時にも、電話環境を存続できるので、リスク管理としても効果的です。

またクラウドPBXの中には、通話ログの保管にも対応しているメーカーもあるので、顧客情報のバックアップにも優秀でしょう。

企業の成長に期待できる

クラウドPBXは、テレワークやコールセンターをお得に構築できるので、企業の成長に期待できます。IIVRといった追加機能も自由に組み合わせることも可能です。

クラウドPBXは価格がもっとも安いだけではなく、ビジネスホンよりも便利な機能が揃っています。そのため、中小企業や個人事業主にもおすすめです。

 

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クラウドPBXを導入するデメリット

環境によっては音質が不安定

クラウドPBXは、インターネット回線を用いるので、ネット環境によっては音質が不安定になるかもしれません。
例えば、地下や高所などの電波が届きにくい環境や、駅などの人が集中する空間では、音質の乱れが現れる可能性があります。

特殊番号にかけられない

クラウドPBXは110番や119番といった特殊番号には電話をかけることはできません。導入前にかけられない番号があるか確認しましょう。

また緊急用の電話番号がかけられないということなので念のため地域の交番や警察署の番号を控えておくようにしておくと安心です。

ランニングコスト

クラウドPBXは導入費や工事費は発生しないものの、月額使用料がかかります。また追加オプションを利用していれば、それだけランニングコストが高額になるでしょう。

企業で使える電話の種類と費用相場の比較

クラウドPBX以外にも、オフィスで利用する電話機には様々なサービスがあります。ビジネスホン(ビジネスフォン)やPBXもそのひとつです。

初めてオフィスに電話機を導入するという方は、それぞれの違いを押さえておくべきでしょう。なぜなら、電話機のサービスによって価格が大きく異なるからです。

ビジネスフォンの特徴


ビジネスフォンとは、1つの電話回線で複数の電話機が利用できるサービスのことです。家庭用電話機だと1台ごとに電話回線を契約しなければなりませんが、ビジネスホンは1契約だけで済みます。

また、それぞれの電話機を内線で繋げることもできます。内線は通話料が発生しないため、社内であれば無料で会話を行えるのです。

ビジネスフォン、PBX、クラウドPBXの違い

クラウドPBXはネット回線による無線設備が中心ですが、ビジネスフォンとPBXは電話回線を使った有線接続がほとんどです。

クラウドPBXは、PBXよりも初期費用を抑えることができ、ビジネスフォンよりも豊富な機能が揃っているため、中小企業から大企業まで幅広い層におすすめです。

またクラウドPBXは外出先でも内線や外線が使えるので、利便性で言えば、クラウドPBXが断然便利に使えるでしょう。

ビジネスフォンの価格・費用相場 

ビジネスフォンにかかる費用 費用相場

電話機

3〜4万円

交換機

約10万円

工事費

約10万円

運用コスト

0円

通話料NTTひかり電話

3分あたり8円

ビジネスフォンは、最新型のオフィス電話サービスに比べ、安い価格で用意することができるため、中小企業や個人事業主に向いています。

初期費用

電話機:約3万~4万円(中古品だと約3分の1程度)
交換機:約10万円(高額なもので50万~60万円)
工事費:約10万円(高額なもので30万~40万円)

ビジネスフォンを導入するには、電話機や交換機の購入から配線の設定、初期設定・工事の費用が発生します。
電話機の価格は、約3万~4万円が相場です。中古品だと約3分の1程度まで価格が下がります。仮に3万円の電話機を10台用意すると、それだけで30万円の購入費が必要です。

また、各電話の内線化に必要な交換機は、約10万円前後で購入できます。ただ、接続台数が多くなるほど高額な交換機が必要なので、その場合は50万~60万円程度の購入費を見込んでおきましょう。

配線や初期設定、工事費用は、約10万円前後となっています。交換機の性能によって価格が変化し、高額な場合は約30万~40万円ほどの費用が必要です。

運用コスト

ビジネスフォンの場合、基本的に運用コストは必要ありません。ただ事業所を移転する際は、追加で工事費用がかかります。またリース契約の場合は月額料金が必要です。

通話料

ビジネスファンの通話料は、サービス会社によって異なります。たとえば、NTTの「ひかり電話」の場合、音声通話の料金は3分あたり8円です。

初期費用

ビジネスホンを導入するには、電話機や交換機の購入から配線の設定、初期設定・工事の費用が発生します。

電話機の価格は、約3万~4万円が相場です。中古品だと約3分の1程度まで価格が下がります。仮に3万円の電話機を10台用意すると、それだけで30万円の購入費が必要です。

また、各電話の内線化に必要な交換機は、約10万円前後で購入できます。ただ、接続台数が多くなるほど高額な交換機が必要なので、その場合は50万~60万円程度の購入費を見込んでおきましょう。

配線や初期設定、工事費用は、約10万円前後となっています。交換機の性能によって価格が変化し、高額な場合は約30万~40万円ほどの費用が必要です。

運用コスト

ビジネスホンを契約する場合、基本的に運用コストは必要ありません。ただ、事業所を移転する際などは、追加で設定・工事費用がかかることもあります。また、リース契約の場合は月額料金が必要です。

通話料

ビジネスホンの通話料は、サービス会社によって異なります。たとえば、NTTの「ひかり電話」の場合、音声通話の料金は3分あたり8円です。

PBXの価格・費用相場

PBXにかかる費用 費用相場

電話機

約3〜4万円

交換機

約50万円

工事費

約10万円

運用コスト

0円

通話料

NTTひかり電話

3分あたり8円

IP電話なら0円

PBXの価格や費用相場は次の通りです。ビジネスホンに比べ価格が高くなりがちなので、初期費用や通話料などはしっかりと把握しておきましょう。

初期費用

電話機:約3万~4万円(中古品だと約3分の1程度)
交換機:約50万円(高額なもので700万~800万円)
工事費:約10万円(高額なもので30万~40万円)

PBXは高性能な構内交換機を設置する必要があるため、安いもので50万円程度の費用がかかります。また高額なもので700万~800万円ほどかかるかもしれません。

電話機の価格はビジネスフォンと同じで、約3万~4万円が相場となっています。配線や工事費用は約10万円前後ですが、高額な構内交換機だと30万~40万円ほどの費用が必要です。

運用コスト

PBXの場合は、基本的に運用コストはかかりません。ただ、IPサービスを連動させたり、クラウド型に乗り換える場合には、月2,000~5,000円の使用料が必要です。

また、事業所の移転などで追加の工事費用が発生することもあります。

通話料

PBXの通話料はビジネスフォンと変わりません。NTTの「ひかり電話」の場合だと、3分あたり8円という料金体系になっています。
また、IPサービスと連動した場合はインターネット回線を使うため、通話料は無料になるケースがほとんどです。

クラウドPBXの価格・費用相場

クラウドPBXにかかる費用 費用相場

電話機

約3〜4万円

交換機

0円

工事費

0円

サーバー設定

約5万~10万円

運用コスト

約2,000〜3,000円

初期費用

クラウドPBXの初期費用は、電話機の購入費用、サーバーの設定・登録料などが必要です。ただ、構内交換機が要りませんので購入費や工事費は必要ありません。

またクラウドPBXは、スマホ内線化ができるため、既存のスマホがあれば0円で利用可能です。会社によっては、スマホ1台あたり100円でレンタルできまます。

さらに端末とサーバーを接続させる初期設定や登録、その他諸々の費用を合わせると、手続きには約5万~10万円が必要です。

運用コスト

クラウドPBXの場合、クラウドシステムを利用するため月額利用料が発生します。月2,000~3,000円(1回線あたり)が相場です。

ランニングコストがかかるクラウドPBXですが、事業所を移転した場合も工事費用が発生しない点は、大きなメリットといえるでしょう。

通話料

クラウドPBXの通話料は、ビジネスホンやPBXと同じです。ベンダーによって異なりますが、3分あたり8円が相場となっています。

 

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クラウドPBXの活用例

外部サービスとの連携

クラウドPBXであれば、電話取り次ぎの工程を減らしてくれる「IVR」の連携や、誰が電話対応しているかわかる「CTI」の設置が行えます。

電話業務を効率化したい企業や、コストや工数の削減がしたいという企業に、クラウドPBXはおすすめと言えるでしょう。

コールセンター立ち上げ

クラウドPBXはコールセンターの立ち上げにも有効です。電話交換機を購入する必要がないため、工事費もかからず、初期費用を抑えることができます。

テレワーク中の電話対応

クラウドPBXはスマホを内線化することができるので、テレワーク中の電話環境を簡単に整えられます。電話対応のために出社する必要がなくなるのです。

電話の一斉着信や、通話ログの獲得もできるので、コールセンターやインサイドセールスにも利用できるでしょう。

クラウドPBXの比較のポイント

クラウドPBXは種類が豊富なため、導入規模や価格などから、自社にあった製品を選ぶことが重要です。以下では特に重要なポイントを5点まとめました。

導入規模


クラウドPBXは数十名〜数百名の導入を想定した製品がほとんどです。千名以上の超大規模導入を検討している方は、クラウドPBXではなく、PBXを導入しましょう。

価格

またクラウドPBXは、導入規模に応じて価格が異なります。そのため何人電話を利用するのかあらかじめ想定して製品を選びましょう。 

機能

クラウドPBXは基本機能として、内線・外線・転送が使えます。それ以外にIVRやCTIなど、自社の電話環境を効率化させるツールが使えるか精査しましょう。

メンテナンス作業の簡単さ

クラウドPBXを導入後、機械が苦手な人でもメンテナンスが簡単にできるかも重要なポイントです。管理画面のUIを調べ、現場社員の声を聞きましょう。

アプリケーションツールとの連携性

クラウドPBXが自社で使っているアプリとの互換性があるかどうかも重要です。導入後に思うように動かないということがないように注意しましょう。

クラウドPBX おすすめ3選

                                                                          
製品 月額費用 初期費用 スマホ内線化 スマホ貸し出し
クラウドフォン 1,100円~ 0円~

要確認
ひかりクラウドPBX 16,500円〜 24,750円
トビラフォンCloud 3,300円 33,000円

要確認

クラウドフォン

クラウドPBXを安く導入したい方には、断然「クラウドフォン」がおすすめです。クラウドフォンは 業界最安値級の月額1,100円~ クラウドPBXを利用できます。

内線や外線、転送といったビジネスフォンの基本機能に加えて、オプションでIVRや電話代行も利用できるので、新しく電話環境を整えたい方におすすめです。
 

ひかりクラウドPBX

ひかりクラウドPBXは、NTT東日本が提供するクラウドPBXです。導入実績は10万件を突破しているので、安心感のある製品を探している企業におすすめです。

ひかりクラウドPBXは、今までのビジネスフォンやPBXと連携できるので、段階的にクラウドPBXを導入することもできます。
ひかりクラウドPBXは、大企業向けのサービスなので、少人数で利用を考えている方には、費用が高く設定されています。

トビラフォンCloud

トビラフォンCloudは、電話業務の効率化を目指したい企業におすすめのクラウドPBXです。業務効率化を進めるオプションが豊富に用意されています。

誰が電話対応中か一目でわかる「ステータス管理」や、誰が何件受電対応したかわかる「利用状況の可視化」を使うことで、従業員の管理が簡単に行えます。

導入規模は中小企業から大企業まで幅広く対応しており、最短翌営業日には導入できるので、クラウドPBXをスピード導入できるでしょう。

【まとめ】オフィス用の電話機はクラウドPBXがおすすめ!

クラウドPBXは安いだけではなく、ビジネスフォンよりも便利な機能が揃っています。とくにスマホを内線化できる点は大きなメリットといえるでしょう。

クラウドPBXのなかでも「クラウドフォン」は、業界最安値級のお得さで、簡単にクラウドPBXを導入可能です。

スマホ内線化を実現できれば、外回りの営業やテレワークにも行かせますので、少人数でも電話環境を効率化させたいという方は、ぜひ導入してみてください。

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

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この記事の監修者

瀧 康臣

2017年から約5年間、固定電話のDX化事業に従事。主にクラウドPBXの導入を支援しており、累計申し込み数は3,000社に上ります。テレワーク導入中の企業様や外出の多い営業マンでも使いやすいクラウドPBXを、お客様のご利用状況に合わせて提案が可能です。