【スマホが会社の電話に】工事不要&最短1週間で市外局番も使えるクラウドPBX
詳細はこちら

目次

  1. クラウドPBXおすすめ14選【無料・低価格・高機能別】
    1. 初期費用無料で導入しやすいクラウドPBX
    2. 低価格でかけ放題プランがあるクラウドPBX
    3. 音質とサポート体制を重視したクラウドPBX
  2. クラウドPBXは完全無料ではないが低コスト導入は可能
    1. なぜクラウドPBXは完全無料にならないのか
    2. クラウドPBXを低コストで始める3つの方法
  3. クラウドPBX導入で削減できる5つのコスト
    1. 機器代・配線工事費を削減
    2. 端末費を削減(スマホ・PCを内線化)
    3. 通話料を削減(内線無料・拠点間通話も0円)
    4. 移転・増設費を削減(クラウドで柔軟対応)
    5. 【注意】市外局番の継続利用には機器設置が必要
  4. DIY(自作)PBXと有料クラウドPBXの違い
    1. オープンソースPBX(Asterisk・FreePBX)とは?
    2. SIPソフトフォン運用の限界
    3. 自作PBXに潜むリスクと見えないコスト
    4. 有料クラウドPBXが選ばれる理由と導入メリット
  5. 無料トライアルで失敗を防ぐ!クラウドPBXの選び方
    1. 無料トライアル期間・機能を比較
    2. 音質・安定性・アプリ操作性を確認
    3. トライアルでは試せない機能を確認
  6. クラウドPBXの導入効果を高める比較ポイント
    1. 月額料金・ID数・オプション費を含めた総コスト
    2. IVR・CTI・ネットFAXなど業務効率化機能
    3. 電話番号の種類による信頼性とコストの違い
    4. サポート・保守体制の充実度
  7. まとめ

クラウドPBXは完全無料で使える?おすすめPBX14選と自作PBXに潜むリスクも解説

「クラウドPBXは無料で使えるの?」
「無料トライアルと有料プランの違いは?」
「低コストで導入する方法はある?」


クラウドPBXは、インターネット上で通話・内線化を実現できる新しいビジネス電話システムです。

しかし、「無料」といっても多くのサービスには期間・機能制限があり、業務利用には注意が必要です。

本記事では、クラウドPBXを無料または低コストで導入するための仕組みと注意点をわかりやすく解説し、主要サービスの比較と選定ポイントを紹介します。

目次

▼この記事で紹介している商品

クラウドPBXおすすめ14選【無料・低価格・高機能別】

初期費用無料で導入しやすいクラウドPBX

項目 CLOUD PHONE Zoom Phone クラコールPBX MiiTel Phone Dialpad pickupon OFFICE PHONE Twilio Voice
提供元 (株)Wiz ZVC JAPAN(株) (株)三通テレコムサービス (株)RevComm Dialpad Japan(株) pickupon(株) (株)ベルテクノス Twilio Inc.
番号種別 0ABJ, 050, 0120/0800 0ABJ, 050, 0120/0800 0ABJ, 050, 0120/0800 0ABJ(03/06など) 0ABJ, 050, 070,080,090,010 050 0ABJ,050,0120/0800 ローカル番号・トールフリー番号。世界100カ国以上で取得可能
通話品質 クラスA 99.999% SLA保証 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ クラスA 高品質接続。Twilio Super Networkによる冗長化構成
初期費用 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円(キャンペーン適用時)。通常費用は2万4,800円※税表記なし 0円。無料トライアル登録可
月額料金 770円/ID
・050:330円
・市外局番:1,100円
・0120:2,200円
1,980円~/ID 1,078円/ID(6人以降上限5,390円) 6,578円/ID(年次契約) 1,000円~※税表記なし 6,000円~/ID※税表記なし 基本料金:3,400円〜、ライセンス料金:98円〜/端末※税表記なし 基本料金なし(従量課金制)。ローカル番号:1.15ドル/月〜(米国)
導入スピード 最短1週間 約1.5〜2か月 最短即日 最短3営業日 最短5日 最短即日 最短即日 開発者向けAPIで、数行のコードで発信可能
主な通話料 要問合せ 国内・47か国通話定額 固定:3分8.8円/携帯:1分17.6円 要問合せ 要問合せ 要問合せ 固定:3分8円/携帯:1分15.4円※税表記なし 従量課金制。米国内ローカル通話:0.014ドル/分(ボリューム割引あり)
主な機能 通話録音、IVR、SMS自動送信、モバイル内線化 通話録音、IVR、ビデオ会議切替、Teams連携 録音、転送、保留、IVR 自動録音・文字起こし、話速・会話構造の分析、定量評価/スコアリング AIを搭載したVoice Intelligence (VI) が通話内容をリアルタイムでテキスト化 AIが重要箇所をピックアップし、顧客課題を正確に把握 通話録音、IVR(自動音声応答)、CTI(顧客情報表示)、インターネットFAX Voice API・IVR・コンタクトセンター機能、AI音声解析・文字起こし・Voice SDK
導入実績 6,500社以上導入 700万件以上導入 継続率99%以上 3,000社以上 3万件以上 要問合せ 累計1万社以上 2024年:279億件超の音声通話処理
特徴/強み PBX機器不要で導入コストを最小化。内線・録音・転送すべて無料。 定額無制限通話+会議連携。在宅勤務・海外拠点にも最適。 初期0円&利用上限設定。中小企業が導入しやすい低価格設計。 AIによる会話の定量評価により、商談獲得率や成約率の向上を後押し。教育リソースの削減。 AIが自動で通話内容をサマリー化し、報告書作成の工数を削減。 AIによるリアルタイム分析で、会話から重要な情報を瞬時に把握。柔軟な働き方を強力に支援。 最短即日導入と専門技術者によるフルサポートが魅力。 開発者向けCPaaS基盤。AI・グローバル展開・柔軟な拡張性が強み。

※価格はすべて税込表記です。

こんな人におすすめ
  • スタートアップ・小規模事業者:初期費用を抑えてスピード導入したい
  • テレワーク中心の企業:スマホ内線化を短期間で実現したい
  • 店舗・クリニック・士業事務所:低コストで代表番号を持ちたい
  • 初めてPBXを導入する企業:専門知識がなくても導入・運用できるサービスを希望する

関連記事(各サービスの料金・評判を徹底解説)

【CLOUD PHONE】初期費0円、高品質クラウド電話 【Zoom Phone】Zoom連携で通話も会議も一元化 【MiiTel】AIで通話を見える化・効率化 【Dialpad】スマホで会社番号をどこでも発信 【Twilio】API連携で通話機能を自由に構築

低価格でかけ放題プランがあるクラウドPBX

項目 03plus Unitalk
提供元 (株)グラントン ソフトバンク(株)
番号種別 0ABJ, 050, 0120/0800 0ABJ,050
通話品質 要問い合わせ 安定した音声品質。ソフトバンク網とMicrosoft網を閉域接続
初期費用 月払い:5,500円、0円スタートプランあり 0AB-J番号:1,100円/番号、050番号:550円/番号
月額料金 基本料金:1,408円(基本ID+番号)、10分かけ放題オプション:1,100円/ID 0AB-J番号利用時:880円/番号(国内通話料込み、定額)。※Microsoftライセンス別途必要
導入スピード 最短10分で開通 番号割当後、即利用開始可能
主な通話料 固定:3分8.8円/携帯:1分19.25円/アプリ間:30秒22円(10分かけ放題オプションあり) 0AB-J番号:国内通話料込み(定額)。050番号:固定3分8.69円、携帯1分17.6円(ソフトバンク除く)
主な機能 スマホアプリ、クラウドFAX、IVR(SMS送信付)、通話録音、留守電レポート Microsoft Teams完全統合、PC・スマホ対応、代理発信、転送、コールパーク
導入実績 ユーザー数10万突破 公表なし
特徴/強み 低コスト+10分かけ放題。契約縛り・解約費用なし。全国どこからでも03番号取得可能。 Microsoft Teams利用企業に最適。閉域接続で高品質・安定通話を実現。

※価格はすべて税込表記です。

こんな人におすすめ
  • 通話頻度が高い営業・サポート企業:定額・かけ放題でコスト予測を安定化
  • 全国拠点を持つ中堅企業:複数拠点で同番号運用したい

音質とサポート体制を重視したクラウドPBX

項目 MOT/TEL トビラフォン Cloud BIZTEL ビジネスフォン VoiceX
提供元 (株)バルテック トビラシステムズ(株) (株)リンク,ブライシス(株) (株)コムスクエア
番号種別 0ABJ, 050 050, 0ABJ(オプション) 0ABJ, 050, 0120/0800 0ABJ, 050
通話品質 クラスA(固定電話相当) クラスA相当 高安定性(国内大手利用) クラスA
初期費用 3万2,780円~ 3万3,000円(0ABJ工事5万5,000円) 5万5,000円~ 3万円~※税表記なし
月額料金 6,578円/20チャネル 3,300円/2チャネル 2万3,100円~ 890円/ユーザー※税表記なし
導入スピード 最短3営業日 約1〜2週間 約5営業日 約1週間
主な通話料 固定:3分8.8円/携帯:1分17.6円 固定:3分8.8円/携帯:1分17.6円 固定:3分8.8円/携帯:1分19.8円 固定:3分8円/携帯:1分18円(0ABJ)※税表記なし
主な機能 内線・転送・録音・自動精算、公私分計 迷惑電話フィルタ、AI文字起こし、IVR、要約機能 IVR、録音、音声テキスト化、セキュリティ管理 録音、AI解析、コンタクトセンター機能
導入実績 3万2,000社以上導入 利用企業多数(ブランド利用1,500万件) 2,000社超(国内No.1) 3500万番号以上発行
特徴/強み 公私分計/自動精算機能搭載。営業・現場スタッフに好評。 迷惑電話対策+AI要約を標準搭載。高セキュリティ設計。 国内シェアNo.1。安定稼働と拡張性に優れ、BCP対応力が高い。 AI音声解析+クラウド連携でサポート業務を自動化。

※価格はすべて税込表記です。

こんな人におすすめ
  • コールセンター/サポート部門:高音質・全録音・AI分析が必須の業種
  • 大企業・官公庁:信頼性重視でセキュリティ要件が厳しい組織
  • 金融・医療・行政分野:通信品質と法対応を両立したい
  • DX推進企業:AI通話分析や音声テキスト化による業務効率化を重視

クラウドPBXは完全無料ではないが低コスト導入は可能

なぜクラウドPBXは完全無料にならないのか

クラウドPBXが完全に無料で提供されないのは、 ベンダーが負担するサーバー運用やネットワーク維持のコストが継続的に発生するため です。

物理的な主装置こそ不要ですが、ベンダーは通話制御を担うシステムをクラウド上に構築しており、安定稼働を維持するためにサーバー費用や通信帯域の確保、セキュリティ更新、人件費などが必要となります。

特に、ビジネス用途で求められる高品質な音声通信には、一般的な無料通話アプリよりも高い通信品質を維持するインフラが欠かせません。

そのため、無料で利用できるのは多くの場合、期間や機能を制限したトライアル版にとどまり、業務利用では有料プランの契約が前提となります。

クラウドPBXを低コストで始める3つの方法

クラウドPBXを低コストで導入するには、 初期費用・端末費用・番号取得費の3点を抑える戦略が効果的 です。

まず、主装置(PBX)や配線工事が不要な完全クラウド型サービスを選定し、導入時の工事費を削減します。

次に、社員のスマートフォンやPCを専用アプリで内線端末化することで、固定電話機や社用携帯の購入を回避できます。

さらに、通話品質を重視しつつもコストを抑えるなら、取得費用が低い050番号を選ぶのも有効です。

高額な工事費は不要!低コストで即導入を

CLOUD PHONEの詳細はこちら

クラウドPBXでスマホの内線化を実現!業務効率化・働き方改革・コスト削減などメリットを紹介

クラウドPBXでスマホを内線化する仕組みやメリット、導入で失敗しないための選び方、おすすめサービス5選まで詳しく解説

詳しくはこちら

050から始まる電話番号とは?危ない?企業のメリットや取得方法も解説

起業時に電話番号が必要な方や050番号の利用を検討している方に向けて、050番号の取得方法や活用時のリスクについて、詳細に解説

詳しくはこちら

クラウドPBX導入で削減できる5つのコスト

  • 機器代・配線工事費を削減
  • 端末費を削減(スマホ・PCを内線化)
  • 通話料を削減(内線無料・拠点間通話も0円)
  • 移転・増設費を削減(クラウドで柔軟対応)

機器代・配線工事費を削減

クラウドPBXは、通話制御をクラウド上で行うため、主装置(PBX)や電話配線などの物理機器を購入・設置する必要がありません。

オフィスにLAN環境(社内の有線または無線インターネット接続環境)さえあればすぐに運用を開始でき、 初期費用はサーバー設定費のみで済む場合もあります

従来型のビジネスフォンが30〜100万円程度かかっていたのに対し、クラウドPBXならその約3分の1まで費用を抑えられるケースもあり、コスト面で大きなメリットがあります。

端末費を削減(スマホ・PCを内線化)

クラウドPBXは、スマートフォンやPCに専用アプリを導入するだけで内線端末として利用できます。

BYOD(個人端末業務利用)を導入すれば、 社用携帯や固定電話機を新たに購入する必要がなく、1台あたり数万円のコストを削減可能 です。

アプリ発信時は会社代表番号を表示できるため、私用番号を開示せずに顧客対応が行えます。テレワークや外出先でも、オフィス同様の通話環境を維持できます。

通話料を削減(内線無料・拠点間通話も0円)

クラウドPBXはインターネット回線を利用するため、同一システム内の通話はすべて内線扱いとなり、拠点間や在宅勤務者との通話も無料で行えます。

従来の主装置(PBX)で発生していた 拠点間通話料や転送通話料を削減でき、通信コスト全体を最適化することが可能 です。

特に、営業所やリモート勤務者が多い企業では、通話料削減の効果が顕著に現れます。

移転・増設費を削減(クラウドで柔軟対応)

クラウドPBXは、内線設定やユーザー登録をWeb管理画面上で完結できるため、オフィス移転やレイアウト変更時に再配線工事を行う必要がありません。

人事異動や席替えによる内線変更も即時対応でき、業者手配や作業待機のコストを削減 します。

新拠点の立ち上げも、アプリ設定のみで運用を開始できるため、初期構築期間を大幅に短縮できます。

【注意】市外局番の継続利用には機器設置が必要

050番号は、追加の機器設置を伴わずにクラウドPBXを運用できるため、完全オンラインで導入可能です。

一方で、 03(東京)や06(大阪)などの市外局番を引き継ぐ場合は、VoIPゲートウェイやアナログ変換アダプターといった専用機器が必要 になります。

これらの機器には本体費3〜5万円、工事費約1万円程度が発生するため、既存番号を維持したい場合は初期費用がかかる点を事前に理解しておくことが大切です。

既存の0120/0800番号も継続利用OK!

CLOUD PHONEの詳細はこちら

DIY(自作)PBXと有料クラウドPBXの違い

オープンソースPBX(Asterisk・FreePBX)とは?

オープンソースPBXの代表例には「Asterisk」や「FreePBX」があります。

「Asterisk」や「FreePBX」はLinux環境上で動作し、 IVR(自動音声応答)やボイスメールなどの高度な通話制御機能を自社で構築できる無償ソフトウェア です。

ライセンス費用が不要な点は魅力ですが、OS設定やセキュリティ構築、ネットワーク最適化などに高度な専門知識が必要です。

中小企業が自社内で運用する場合、技術者の確保や障害対応体制の整備が大きな課題となります。

※Linux…無料で利用できるオープンソースのOS(基本ソフト)

SIPソフトフォン運用の限界

SIPソフトフォンは、PCやスマートフォンを通話端末として活用できる柔軟な仕組みですが、自社構築型PBXでは安定運用に限界があります。

音声品質は回線やルーター設定の影響を強く受け、回線混雑時には遅延や途切れが発生しやすくなります

さらに、端末ごとの設定や保守を自社で行う必要があり、運用負担が増大します。

帯域制御やQoS設定など、通信最適化の知識を欠く場合、業務利用に十分な品質を確保することは困難です。

自作PBXに潜むリスクと見えないコスト

自作PBXは初期費用を抑えられる一方で、運用段階では多くの隠れたコストが発生します。

サーバー維持、障害対応、アップデート対応などの内部リソースが継続的に必要 です。また、暗号化設定が不十分な場合、盗聴や不正アクセスのリスクが高まります。

オープンソースPBXは自己責任での管理が前提となるため、専門チームを持たない企業ではセキュリティ確保や安定稼働の継続が難しい点に注意が必要です。

編集部

こうした自作PBXの課題を解決するのが、有料クラウドPBXです。

有料クラウドPBXが選ばれる理由と導入メリット

有料クラウドPBXは、専門的なサポート体制と高い運用効率が評価されています。

システム保守やアップデート、障害対応をベンダーが一括で担うため、社内で技術者を常駐させる必要がありません

クラウド上で常に最新機能を利用でき、セキュリティ更新や回線監視も自動化されています。

さらに、拠点追加やユーザー増減にも柔軟に対応でき、長期的には自作PBXよりも運用コストを抑えやすい点が大きなメリットです。

クラウドPBXのメリット・デメリットを解説!導入前に把握しておきたい失敗回避の方法も紹介

クラウドPBXのメリット・デメリットだけでなく、具体的な対策方法や失敗しない選び方など、導入前に知っておきたい情報を網羅

詳しくはこちら

無料トライアルで失敗を防ぐ!クラウドPBXの選び方

  • 無料トライアル期間・機能を比較
  • 音質・安定性・アプリ操作性を確認
  • トライアルでは試せない機能を確認

無料トライアル期間・機能を比較

クラウドPBXの無料トライアルは、利用期間や体験できる機能がサービスによって大きく異なります。

例えば、「ひかりクラウドPBX」や「Arcstar Smart PBX」は10営業日前後の試用期間が設定され、外線発着信は対象外です。

一方、「03plus」の0円スタートプランでは、最長31日間、基本料と通話料が無料となりますが、通話録音などのオプション機能は試せません。

導入検討時には、 試用可能な機能と制限範囲を事前に確認し、実際の評価に必要な項目を網羅できるかを慎重に見極めることが重要 です。

音質・安定性・アプリ操作性を確認

クラウドPBXの品質を正確に判断するには、オフィス環境だけでなく、通信が不安定になりやすい時間帯や場所での検証が不可欠です。

昼休みなどWi-Fi混雑時や高層階、地下などで通話テストを実施し、遅延・ノイズ・途切れの有無を確認 します。

アプリ操作面では、着信・転送・保留ボタンの配置や反応速度、管理画面の言語表記・視認性も重要な比較要素です。

特に幅広い年齢層の従業員が利用する場合は、誰でも直感的に操作できる設計かを重視する必要があります。

トライアルでは試せない機能を確認

無料トライアルでは、 内線通話や基本設定のみ体験できるケースが多く、業務効率化に直結する機能は対象外である場合が一般的 です。

特に、IVR(自動音声応答)、通話録音、CRM連携(CTI)などは本契約後にのみ提供されます。

導入前には、これら機能の提供範囲・追加料金・他システムとの連携可否を必ずベンダーに確認し、トライアル結果だけで判断しないことが重要です。

編集部

トライアルで確認できる範囲はあくまで「基本操作」に限られるため、実際の業務では使い勝手が異なるケースもあります。
次に、導入効果を最大化するための具体的な比較ポイントを見ていきましょう。

クラウドPBXの導入効果を高める比較ポイント

  • 月額料金・ID数・オプション費を含めた総コスト
  • IVR・CTI・ネットFAXなど業務効率化機能
  • 電話番号の種類による信頼性とコストの違い
  • サポート・保守体制の充実度

月額料金・ID数・オプション費を含めた総コスト

クラウドPBXは初期費用を抑えられますが、実際の導入判断では月額利用料とオプション費を含めた「総コスト」で比較することが重要です。

料金相場は1IDあたり月1,000〜2,500円前後で、20ID単位の定額プランを提供するベンダーもあります。

注意すべきは、IVRや通話録音(2,000〜3,000円前後)などを追加した際の費用上昇 です。

短期的な料金だけで判断せず、利用者増や機能拡張を見越した3〜5年スパンの総支出を試算し、長期的なコストパフォーマンスを検証する必要があります。

IVR・CTI・ネットFAXなど業務効率化機能

クラウドPBXを選定する際は、 通話品質だけでなく、業務効率化に直結する機能の充実度にも注目することが重要 です。

IVR(自動音声応答)やCTI連携による顧客情報の自動表示機能は、問い合わせ対応のスピードや正確性を高め、顧客満足度の向上につながります。

さらに、インターネットFAX機能を備えていれば、テレワーク中でも受信したFAXをPDFとして確認でき、場所を問わずスムーズに業務を進められます。

編集部

なかにはIVRや録音機能を外部ツール連携で提供するサービスもあり、別途契約や追加費用が発生する場合があります。

導入前に、必要機能が標準搭載かオプションかを明確に把握しておくことが重要です。

電話番号の種類による信頼性とコストの違い

クラウドPBXで利用する電話番号の種類は、企業の信頼性とコストの両面に影響します。

03・06などの市外局番(0ABJ番号)を利用する場合、VoIPゲートウェイなどの機器が必要となり、初期費用がやや増加します。

一方、 050番号は取得・運用コストが低く導入が容易な反面、地域性を示しにくく、取引先によっては信頼面で懸念されるケースも あります。

事業特性に応じて、コストを優先するか、顧客や取引先からの信頼性を重視するかを明確にしたうえで選定することが重要です。

サポート・保守体制の充実度

クラウドPBXは物理的な保守が不要な一方で、障害発生時の対応スピードが運用コストと生産性に直結します。

メール対応のみのベンダーでは復旧までの時間が長引く恐れがあるため、電話サポートや24時間365日の監視体制を備えているかを確認 することが重要です。

例えば、CLOUD PHONEのように、導入から運用まで専門チームがトータルでサポートし、電話での問い合わせにも待ち時間なく対応できるベンダーであれば、トラブル時も迅速に解決できます。

サポート体制の充実度まで含めて評価することで、初めてクラウドPBXを導入する企業でも安心して、長期的な安定運用とコスト削減を両立することが可能です。

専門のサポートチームが徹底支援

CLOUD PHONEの詳細はこちら

まとめ

クラウドPBXは、初期費用を抑えつつ多機能・高音質を実現できる法人向けの通信インフラです。

無料トライアルを活用すれば、導入前に音質・操作性・機能の使い勝手を確認できます。

​​​​​​​選定時は「総コスト」「機能の拡張性」「電話番号の種類」「サポート体制」の4点を比較することが重要です。

価格だけで判断して後悔しないよう、3〜5年の運用を見据えて総コストを比較し、費用対効果の高いクラウドPBXを選びましょう。長期的な視点で検討することで、業務効率化と通信コスト削減を同時に実現できます。

経営のお困り事、一緒に解決します! 【1分で完了】今すぐ相談する
Contact

業務改善のプロが
無料でアドバイス!

商品に関するお問い合わせや、業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。

無料で相談する

この記事が良かったら
X公式アカウントをフォロー!
最新情報をお届けします!

この記事が良かったらX公式アカウントも
フォローしてください!
最新情報をお届けします!

フォローする 記事をシェア
\ follow me! / X公式アカウント QRコード
この記事を書いたライターの画像

この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!

無料相談