「他のクラウドPBXとどう違うの?」
「料金や導入事例を知りたい」
ビデオ会議ツール「Zoomミーティング」でおなじみのZoomが提供する「Zoom Phone(ズームフォン)」は、ビジネス向けのクラウド電話システムです。
従来の固定電話や他のクラウドPBXと比べて、どのような特徴や違いがあるのか、また導入の流れや費用感が気になる方も多いでしょう。
この記事では、Zoom Phoneの仕組みや料金、デメリット、導入事例、評判・口コミまでをわかりやすく解説します。
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Zoom Phoneとは「Zoomが提供するクラウドPBX」
Zoom Phoneの概要と基本機能
Zoom Phone(ズームフォン)は、 Zoom Video Communications, Inc.(本社:San Jose, California, USA)が提供するクラウドPBX(クラウド電話システム) です。
ビデオ会議・チャット・音声通話を一元管理できるプラットフォームとして、社内外のコミュニケーションを効率化します。
AI機能「Zoom AI Companion」を標準搭載しており、通話中の自動文字起こしや要約、ボイスメール内容のタスク化まで自動処理が可能です。
さらに、日本国内では東京・大阪を含む複数のデータセンターによる冗長構成を採用し、99.999%のSLA(稼働率保証)を実現しています。
Zoom Phoneは既存の固定電話番号でも利用可能
Zoom Phoneは、日本国内で一般的な 0ABJ番号(03・06などの市外局番)を新規取得できるほか、既存の番号をそのまま引き継ぐ番号ポータビリティにも対応 しています。
また、オンプレミス環境とクラウドPBXを併用できるBYOC(Bring Your Own Carrier=既存キャリアをそのまま利用できる仕組み)機能を備え、現在の通信契約を維持したままクラウド化を進められます。
さらに、ATA(Analog Telephone Adapter=アナログ信号をデジタルに変換する機器)を介して接続することで、従来の電話機も引き続き使用可能です。

編集部
推奨デバイスとしては、Poly社の「CCX 400」やYealink社の「VP59」など、Zoom認定IP電話機が挙げられます。

Zoom Phoneの主なメリットと特徴
- 場所を選ばない自由な通話と内線化
- Zoomアプリ上で完結できるシームレスな操作
- 高品質なHDオーディオ通話と安定した通信品質
- 高度な暗号化によるセキュリティ対策
- 99.999% SLA対応による高い可用性
- CRM・Teams・Slackとの連携で業務効率化
- AI Companionによる通話要約・議事録化
場所を選ばない自由な通話と内線化
Zoom Phoneは、 クラウドPBXとしてインターネット接続さえあれば、どこからでも会社番号での発着信が可能 です。
社員は自宅や出張先でもオフィスと同じ番号を利用でき、リモート勤務中でも代表番号への着信を共有ライン機能で複数人が同時に対応できます。
さらに、PolyやYealinkなどのSIP対応IP電話機を標準サポートしており、従来型電話機の操作感を維持しながら、スマートフォンやPCとの内線連携をスムーズに実現します。
※SIP…インターネット上で音声通信を制御する通信プロトコル
Zoomアプリ上で完結できるシームレスな操作
Zoom Phoneは、ビデオ会議(Meetings)、チームチャット(Team Chat)、電話(Phone)を統合したZoom Workplace上で動作します。
アプリを切り替える必要がなく、通話・会議・メッセージを一元的に管理できるため、ワークフローの分断を防ぎます 。
通話中に画面共有や資料提示が必要になった場合も、ワンクリックでビデオミーティングに切り替えられ、参加者が再接続することなく同一セッションを継続可能です。
高品質なHDオーディオ通話と安定した通信品質
Zoom Phoneは、Zoom Meetingsで培われた音声最適化技術を採用し、クラウドPBXで懸念されがちな音質劣化を最小限に抑えています。
Wainhouse Researchの評価では、 パケットロスが40%発生する環境でも「非常に良い」とされる音質を維持 しました。
ノイズ抑制やエコーキャンセル機能にも優れており、ネットワーク状況に左右されず、どの拠点でもクリアなHDオーディオ通話を実現します。
- ※パケットロス…インターネットでデータを送受信する際に、途中で一部のデータ(パケット)が失われてしまう現象のこと
- ※HDオーディオ:高音質通話規格。従来の通話より広帯域の音声を再現
※出典:Wainhouse の品質評価: エンタープライズのミーティングと通話(video)
高度な暗号化によるセキュリティ対策
Zoom Phoneは、企業利用を想定した高水準のセキュリティ設計を採用しています。
通信経路はTLS 1.2で保護され、音声データはAES 256ビット GCM方式によって暗号化 。これにより、第三者による盗聴や改ざんを防ぎ、安全で信頼性の高い通話環境を実現します。
さらに、管理者は専用コンソールから通信履歴やアクセス権限を一元管理できるため、社内の情報セキュリティ体制を強化し、コンプライアンス対応をより確実に行うことが可能です。
- ※TLS(Transport Layer Security)…通信を暗号化して安全に行うための技術
- ※AES(Advanced Encryption Standard)…国際的に標準化された強力な暗号化方式
- ※GCM(Galois/Counter Mode)…AESをより安全・高速に処理するための方式
99.999% SLA対応による高い可用性
Zoom Phoneは、エンタープライズ向けクラウドPBXにおいて、99.999%のSLA(稼働率保証)を掲げています。
東京・大阪など複数のデータセンターで冗長構成を採用し、障害発生時も別拠点が即座にサービスを引き継ぐ設計 です。
この仕組みにより、災害や通信障害の際にも通話が中断しにくく、事業継続計画(BCP)の実現を強力に支援します。
CRM・Teams・Slackとの連携で業務効率化
Zoom Phoneは、Salesforce、Microsoft Teams、Slackなど主要な業務アプリと連携可能です。
CRM統合では、着信時に顧客情報や対応履歴を自動表示し、通話後には記録を自動保存。TeamsやSlack上から直接Zoom Phoneを発信できるため、アプリの切り替えを最小限に抑えられます。
これにより、 営業・サポート・バックオフィス全体でリアルタイムな情報共有が可能となり、生産性の向上につながります 。

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詳しくはこちらAI Companionによる通話要約・議事録化
Zoom Phoneに搭載されたAI Companionは、 音声通話の内容を自動で解析し、要約や議事録をリアルタイムに生成できる機能 です。
通話終了後には、会話の要点や次のアクション項目が自動整理され、メモ作成や情報共有の工数を大幅に削減します。
さらに、AIがボイスメールを文字起こしして重要度を判定し、緊急性の高いメッセージを優先的に通知する仕組みも備えています。
これにより、電話対応業務の抜け漏れを防ぎ、チーム全体の生産性と対応スピードを高めることが可能です。
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【無料】資料請求はこちらZoom Phoneのデメリットと注意点
- 通信環境が悪いと通話が不安定になる可能性
- 大規模コールセンターには不向き
- 部の特殊番号(緊急・ナビダイヤル)は非対応
通信環境が悪いと通話が不安定になる可能性
Zoom PhoneはクラウドPBXとしてインターネット回線を利用するため、通話品質はネットワーク環境の影響を受けやすい傾向にあります。
Zoom独自の音声圧縮技術により一定の劣化は抑えられますが、 回線速度が遅い場合や通信が不安定な環境では、音声の途切れやエコーが発生することがあります 。
特に在宅勤務者が多い企業では、各自の通信環境が異なるため、導入前にネットワーク診断や回線の見直しを行うことが安定した運用に不可欠です。
大規模コールセンターには不向き
Zoom Phoneは、ビデオ会議やチャットと連携した中小規模向けの統合コミュニケーション基盤として設計されています。
基本的な着信ルーティングやキュー管理機能は備えていますが、 大規模なコールセンターで求められる自動ダイヤル、リードスコアリング、通話分析といった高度な機能は限定的 です。
大量同時通話や専用オペレーター管理が必要な環境では、上位製品であるZoom Contact Centerや、専用CCaaS(Contact Center as a Service)の導入を検討するのが適切です。
※CCaaS(Contact Center as a Service)…コールセンター機能をクラウド上で提供するサービスのこと

Zoom Phoneはコールセンターにも導入できる?活用できる機能や導入事例を徹底解説
コールセンターに活用できるZoom Phoneの機能や、導入事例、メリット、評判・口コミを徹底解説
詳しくはこちら一部の特殊番号(緊急・ナビダイヤル)は非対応
Zoom Phoneでは、 0ABJ番号および050番号のいずれを利用する場合でも、110番・119番などの緊急通報番号や0570番号(ナビダイヤル)への発信はサポートされていません 。
そのため、企業がZoom Phoneを主回線として導入する際は、災害・緊急時に備えて固定電話回線や携帯電話などの代替通信手段を併用する体制を整える必要があります。
この仕様は法令上の制約に基づくものであり、クラウドPBX導入時のコンプライアンス項目として必ず確認すべきポイントです。
Zoom Phoneの料金プラン
料金プラン一覧(Pro/Unlimited/Global Select)
| プラン | Zoom Phone Pro |
Zoom Phone Unlimited |
Zoom Phone Global Select |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 基本のクラウドPBX機能 | クラウドPBX機能 +国内050番号 +国内無制限発信 |
クラウドPBX機能 +国内050番号 +市外局番(0ABJ) +国内/国外無制限発信 +Zoom MTG機能搭載 |
| 年払い | 1万9,800円(税込) | 3万7,400円(税込) | 6万6,600円(税込) |
| 月払い | 1,980円/1ユーザー(税込) | 3,740円/1ユーザー(税込) | 6,600円/1ユーザー(税込) |
Proプラン:内線電話と外線発信が可能な基本プラン
Zoom Phoneの「Proプラン」は、内線電話と外線発信が可能な基本プランです。
電話番号の付与はありませんが、ボイスメール、転送、保留、3者通話、Zoom Meetingsとの連携など、日常業務に必要な主要機能を利用できます。
代表番号を共有して外線発信も行えるため、外線対応が少ない部署やバックオフィス部門に適しています。
Unlimitedプラン:050番号が付与される定額プラン
Zoom Phoneの「Unlimitedプラン」は、Proプランの機能に加えて050番号が付与される定額制プランです。
国内の固定電話および携帯電話への発信が回数無制限で可能なため、営業部門やカスタマーサポートなど、通話頻度の高い企業に最適です。
Grobal Selectプラン:03・06などの市外局番(0ABJ)を選べるプラン
Zoom Phoneの「Global Selectプラン」は、050番号に加えて、03・06などの市外局番(0ABJ)を取得できるプランです。
市外局番の番号は企業の信頼性を高め、地域密着型のビジネスや法人取引に有効です。
さらに、Zoom Meetingsも追加料金なしで利用できるため、電話とオンライン会議を統合したハイブリッドなコミュニケーション基盤を構築できます。
【無料】お問い合わせはこちら初期費用・保守コストを抑えてTCOを最小化
Zoom PhoneはクラウドPBX型のため、従来のビジネスフォンで必要だった主装置や配線工事が不要です。
初期投資を大幅に削減できるうえ、ハードウェアの保守・更新コストも発生しません。
さらに、ユーザー単位のサブスクリプション契約により、事業規模や人員変動に応じた柔軟な運用が可能です。
これにより、 導入から運用までの総保有コスト(TCO)を最小化し、固定資産を持たない効率的な電話インフラを実現 します。
Zoom Phoneのプラン選びのポイントを解説

Zoom Phoneの使い方と設定方法
アプリの初期設定とライセンス登録手順
管理者はZoomウェブポータルからユーザーへZoom Phoneライセンスを割り当てます 。
ユーザーには初期設定リンク付きのメールが送信され、国番号・市外局番・タイムゾーン・PINコードを入力するだけで利用を開始できます。
管理者は「一括割り当て機能」により、100件以上のライセンスを同時に付与できるため、大規模導入時の設定工数を大幅に削減可能です。
設定完了後は内線番号が自動で発行され、数百名規模でもスムーズに利用開始まで進められます。
発信・転送・ボイスメールなどの基本操作
Zoom Phoneの通話の発着信は、PC・モバイルアプリの「電話」タブから行います 。
発信時は数字パッド入力のほか、連絡先検索やコピー&ペーストにも対応しており、業務効率を損なわずスムーズに通話を開始できます。
また、ブラインド転送・ウォーム転送・コールパークといった柔軟な転送機能により、担当者不在時でも顧客対応を途切れさせません。
チーム全体で通話を引き継ぎながら対応品質を維持できるため、部署をまたいだシームレスなコミュニケーションを実現します。
>Zoom Phone (ユーザー)の基本操作を詳しく見る(公式サイト)
Zoomミーティングへのシームレスな切替方法
Zoom Phoneは、 通話をワンクリックでZoomミーティングに切り替えられる「ミーティング昇格」機能を備えています 。
音声通話を切断せず、そのまま画面共有やビデオ通話に移行できるため、顧客対応や社内確認をスムーズ続行できます。
また、デスクトップ・モバイルの両アプリで統一された操作性を持ち、固定電話機利用時も音声のみでミーティングに参加可能です。
設定画面でできること(管理ポータル/権限設定など)
管理者はZoomの管理ポータルから、 ユーザー設定、権限管理、通話データ分析を一元的に実施できます 。
マルチサイト機能により拠点ごとの通話ルールや番号体系を細かく設定でき、組織構造に合わせた柔軟な運用が可能です。
また、品質ダッシュボードでは通話品質指標(MOS値3.5以下)を自動検知し、パケットロスやジッターの原因を特定。通話品質の維持と早期トラブル対応を実現します。
※ジッター(Jitter)…ネットワーク上で音声やデータを送受信する際に、データ到着の時間が一定でなくなる揺らぎ(ばらつき)のことを指す

Zoom Phoneは個人事業主・中小企業にも最適
スマホ1台で会社番号を発着信できる仕組み
Zoom Phoneは、スマートフォンに専用アプリを入れるだけで、会社の0ABJ番号や050番号を使った発着信が可能になります。
私物端末でもアプリ内で会社番号に切り替えられるため、業務用携帯を別途支給する必要がありません 。
外出先や在宅勤務中でもオフィス番号で応対でき、顧客からの信頼を損なわずに柔軟な働き方を実現します。
公私分離や在宅ワークにおける利用メリット
Zoom Phoneを活用すれば、 1台のスマートフォンで仕事とプライベートを明確に分けられます 。
発着信は常に会社番号を経由するため、個人番号を顧客に伝える必要がなく、従業員のプライバシーを保護できます。
また、「営業時間設定」機能で深夜や休日の着信を自動転送すれば、勤務時間外の対応を防ぎ、リモートワーク中でもワークライフバランスを維持することが可能です。
小規模オフィスでの導入コスト・運用負担を最小化
クラウドPBX型のZoom Phoneは、主装置や配線工事が不要で、初期費用と保守費用を大幅に削減します。
導入後は管理ポータルからユーザー追加や番号設定をブラウザ上で簡単に行えるため、専門知識がなくても運用可能 です。
さらに、拠点数や社員数の変化に応じて柔軟にスケールできるので、IT担当者が少ない中小企業や個人事業主でも低コストで安定した電話インフラを構築できます。
Zoom Phoneの導入手順と代理店サポート
Zoom公式による60日間無料トライアルの流れ
Zoom Phoneには、導入前に通話品質や機能を検証できる60日間の無料トライアルが用意されています。
対象は新規にZoomアカウントを作成した企業のみで、既存アカウントでは申し込みができません 。
トライアル発行後はユーザー数の変更ができないため、必要ライセンスを事前に確定しておく必要があります。
期間終了後に有償プランへ移行しない場合は自動的に無料プランへ切り替わります。
Zoom Phoneに既存電話番号を移行する方法
現在利用している電話番号をZoom Phoneで継続利用する場合は、番号ポータビリティ(番号移行)の手続きが必要 です。
Zoomは既存の通信事業者(キャリア)と連携し、保有する番号をZoom Phoneアカウントへ移行してユーザーに割り当てます。
このプロセスには通常、数日から数週間を要するため、移行期間中の業務対応計画をあらかじめ立てておくことが大切です。
また、申請をスムーズに進めるために、契約情報や請求書などの必要書類を事前に準備しておきましょう。
>番号のポートをリクエストする方法を詳しく見る(公式サイト)
Zoom Phoneを代理店経由で導入するメリット
Zoom Phoneを代理店経由で導入する 最大のメリットは、初期設定から運用まで一貫したサポートを受けられる点 です。
代理店は、導入設計や番号移行の手続き、クラウドPBXの設定代行などを行い、ITに詳しくない企業でもスムーズに導入できるよう支援します。
また、Zoom社から直接購入する場合はクレジットカードやPayPal決済のみですが、代理店経由では請求書払い(銀行振込)が選択できる場合があります。
導入時の社内負担を軽減し、他クラウドサービスとの連携支援も受けられるため、初めて導入する中小企業にとって有効な選択肢です。
Zoom Phone導入までの流れ
Zoom Phoneの導入事例・評判・口コミ
【事例1】電話環境の刷新をわずか2か月で完了
株式会社シャトレーゼは、新設した事務棟のフリーアドレス化に伴い、老朽化したオンプレミス型PBXからの移行を決定しました。
固定電話を廃止し、クラウドPBXとスマートフォンを組み合わせたIP電話として「Zoom Phone」を採用。
導入決定からわずか2か月で開設を完了し、競合サービスと比較して年間ランニングコストを約5分の1に削減 しました。
通話履歴の可視化により、業務引き継ぎや上司への確認がスムーズになったほか、顧客対応ルールの徹底にもつながっています。
参照:Zoom 導入事例:株式会社シャトレーゼ | Zoom
【事例2】金融機関として万全のDR対策を実現
松井証券株式会社は、オンプレミス型PBXにおけるラック型サーバーの保守管理負担が課題となっており、リプレイスを検討していました。
さらに、金融機関として首都圏での大規模災害を想定したDR(Disaster Recovery:災害復旧)対策の強化も喫緊の課題でした。
これらの課題を解決するために「Zoom Phone」を導入。ハードウェア保守の負担が大幅に軽減され、 緊急時にはZoomが保有する首都圏および関西圏のデータセンターを活用することで、事業継続性を確保 しました。
その結果、業務の信頼性を維持しつつ、災害時にも迅速な復旧が可能な体制を実現しています。
Zoom Phoneの良い評判・口コミ
- かけ放題プランなどにより、通話料金を大幅に削減できる
- クラウドベースのため、従来のPBXのように高額な初期費用が不要
- 音質が良く、安定した通話が可能
- Zoom Meetingsとの連携がスムーズで、シームレスなコミュニケーションが可能
- 設定が簡単で、短期間で導入できる
- 在宅勤務でも、オフィスにいるかのように電話を利用できる
- 情報漏洩防止対策が万全
Zoom Phoneの悪い評判・口コミ
- 音質が悪い、途切れる、エコーがする
- 管理画面が複雑でわかりにくい、設定項目が多すぎる
- 日本語対応が不十分(マニュアル、サポート、AI機能など)
- SMSが使えない、FAX機能がない、特定の番号(0570など)にかけられない
- 回答が遅い、日本語での対応が不十分、問題解決に時間がかかる
- 値段が高い、追加料金がかかる
- 通信が不安定、アプリの反応が遅い
POINT
Zoom Phoneの強みはコスト削減・利便性・機能の充実です。一方で、通話品質・サポート対応・日本語対応に課題があり、特に安定性やUI改善が求められています。

【クラウドPBXのリアルな評判】大手9社の良い口コミ・悪い口コミを徹底調査!
大手9社のクラウドPBXの良い評判・悪い評判を徹底比較し、導入前に知っておきたい比較ポイントをわかりやすく解説
詳しくはこちらZoom PhoneとおすすめクラウドPBX7選を比較
| 項目 | Zoom Phone | CLOUD PHONE | IP-Line | トビラフォン Cloud | MOT/TEL | BIZTEL ビジネスフォン | VoiceX | クラコールPBX |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 提供元 | Zoom Video Communications, Inc. | (株)Wiz | (株)プロディライト | トビラシステムズ(株) | (株)バルテック | (株)リンク,ブライシス(株) | (株)コムスクエア | (株)三通テレコムサービス |
| 番号種別 | 0ABJ, 050, 0120/0800 | 0ABJ, 050, 0120/0800 | 0ABJ, 050, 0120/0800 | 050, 0ABJ(オプション) | 0ABJ, 050 | 0ABJ, 050, 0120/0800 | 0ABJ, 050 | 0ABJ, 050, 0120/0800 |
| 通話品質 | 99.999% SLA保証 | クラスA | クラスA(64kbps高音質) | クラスA相当 | クラスA(固定電話相当) | 高安定性(国内大手利用) | クラスA | 高信頼品質(要確認) |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 1,100~2,750円 | 3万3,000円(0ABJ工事5万5,000円) | 32,780円~ | 5万5,000円~ | 3万円~※税表記なし | 0円 |
| 月額料金 | 1,980円~/ユーザー | 770円/ユーザー ・050:330円 ・市外局番:1,100円 ・0120:2,200円 |
1,100円/2チャネル | 3,300円/2チャネル | 6,578円/20チャネル | 2万3,100円~ | 890円/ユーザー ※税表記なし |
1,078円/ユーザー(6人以降上限5,390円) |
| 導入スピード | 約1.5~2か月 | 最短1週間 | 最短1週間 | 約1~2週間 | 最短3営業日 | 約5営業日 | 約1週間 | 即日利用可(工事不要) |
| 主な通話料 | 国内・47か国通話定額 | 要問合せ | 固定:3分8.69円/携帯:1分16.5円 | 固定:3分8.8円/携帯:1分17.6円 | 固定:3分8.8円/携帯:1分17.6円 | 固定:3分8.8円/携帯:1分19.8円 | 固定:3分8円/携帯:1分18円(0ABJ)※税表記なし | 固定:3分8.8円/携帯:1分17.6円 |
| 主な機能 | 通話録音、IVR、ビデオ会議切替、Teams連携 | 通話録音、IVR、SMS自動送信、モバイル内線化 | 内線通話、IVR、通話録音、CRM連携、国際通話 | 迷惑電話フィルタ、AI文字起こし、IVR、要約機能 | 内線・転送・録音・自動精算、公私分計 | IVR、録音、音声テキスト化、セキュリティ管理 | 録音、AI解析、コンタクトセンター機能 | 録音、転送、保留、IVR |
| 導入実績 | 700万件以上導入 | 6,500社以上導入 | 全国34局エリア展開 | 利用企業多数(ブランド利用1,500万件) | 3万2,000社以上導入 | 2,000社超(国内No.1) | 500万番号以上発行 | 継続率99%以上 |
| 特徴/強み | 定額無制限通話+会議連携。テレワーク・海外拠点にも最適。 | PBX機器不要で導入コストを最小化。内線・録音・転送すべて無料。 | 90秒課金でコスト削減。全国34局の0ABJ対応。CRM連携「INNOVERA」で営業DX推進。 | 迷惑電話対策+AI要約を標準搭載。高セキュリティ設計。 | 公私分計/自動精算機能搭載。営業・現場スタッフに好評。 | 国内シェアNo.1。安定稼働と拡張性に優れ、BCP対応力が高い。 | AI音声解析+クラウド連携でサポート業務を自動化。 | 初期0円&利用上限設定。中小企業が導入しやすい低価格設計。 |
※価格はすべて税込表記です。


まとめ
Zoom Phoneは、Zoomのビデオ会議基盤を活用したクラウドPBXで、場所を選ばず会社番号での発着信が可能です。
AIによる通話要約や高水準の暗号化、99.999%SLAによる信頼性など、企業通信を次の段階へ引き上げる機能を備えています。
初期費用を抑えつつ柔軟に拡張できるため、リモートワークや拠点分散に対応した電話環境を求める企業に最適です。
導入や運用のご相談は、Zoom正規代理店・株式会社Wizまでお気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!