そんな悩みを解決できるのが複数の決済サービスに対応できる「マルチ決済サービス」になります。
今回は、人気のマルチ決済サービス5選の気になるコストや手数料、対応ブランドまで詳しく紹介していきますので、導入を検討しているオーナー様などは参考にしてみてください。
▼この記事で紹介している商品
マルチ決済サービスとは
まず「マルチ決済サービス」とは、クレジットカードやで電子マネー、QRコード決済などの複数のキャッシュレス決済サービスに対応できるもので、マルチ決済端末とも呼ばれています。
複数のキャッシュレス決済サービスを一括で導入ができますので、サービスごとに導入する手間や、万が一の場合の問い合わせ窓口もひとつになりますので管理がしやすいこともメリットのひとつです。
店舗がひとつの決済サービスよりも複数のサービスに対応していることで、集客や売上アップ、外国で利用されているサービスに対応している場合であればインバウンド対策も可能になります。
さらにPOSシステムなどと連携できるサービスもありますので、利用することでレジ業務の効率化や人件費の削減、売上の管理なども行えます。
マルチ決済サービス4選を比較
今回は人気のマルチ決済サービスである「Airペイ」「USENペイ」「STORES 決済」「Star Pay」の5サービスついてコストや手数料などについて比較していきます。
どのマルチ決済サービスがいいの?とお悩みの方も、こちらを参考に自店舗にぴったりのマルチ決済サービスを見つけてみてくださいね。
Airペイ(エアペイ)
株式会社リクルートライフスタイルが提供している「Airペイ(エアペイ)」は、専用のカードリーダーと店舗でiPadもしくはiPhoneを用意することで導入可能です。
売上金の振込の際の手数料も0円になりますので、低コストで多くの決済サービスを導入できます。
【初期費用】
カードリーダー代:2万167円(税込)
0円スタートキャンペーン実施中
Airペイでは導入の際に必要になるカードリーダーやiPad(台数限定・無償貸与)が0円で導入することができる「0円スタートキャンペーン」を実施しています。新規の申し込みの1台目が対象となり、2台目以降は有料となります。
キャンペーンは予告なく変更や終了する可能性もありますので導入の際は注意しておきましょう。
キャンペーンの条件
・Airペイの新規申し込みであること
・申し込み月の6ヶ月後の月末までに審査を通過していること
・iPadの無償で借りる場合は実店舗であること
【月額費用】
0円
【決済手数料】
3.24%もしくは3.74%
【対応ブランド】
申し込み可能な「Airペイ QR」「Airペイ ポイント」の利用で、全35種類のキャッシュレス決済サービスに対応
決済の種類 | 決済サービス |
---|---|
クレジットカード | Visa Mastercard JCB American Express Diners Club Discover Union Pay(銀聯) |
交通系電子マネー | Kitaca Suica PASMO TOICA manaca ICOCA SUGOCA nimoca はやかけん |
電子マネー | Apple Pay iD QUICPay |
QRコード | ⅾ払い LINE Pay au PAY J-Coin Pay WeChat Pay Union Pay(QR) Alipay AlipayHK Kakao Pay Touch’n Go eWallet EZ-Link Wallet ほか |
交通ポイント | Tポイント ⅾポイント Ponta WAON POINT |
USENペイ
株式会社USENが提供している「USENペイ」は、専用の端末を無料でレンタルでき、店舗でiPhoneもしくはiPadを用意しアプリをダウンロードすることで利用できます。
24時間年中無休の電話対応や、全国の約150エリアの1,000名を超えるスタッフが設置をサポートしてくれますので、万が一の場合や深夜営業や年末年始の営業でも安心して利用できます。
【初期費用】
0円
※USEN専用端末(Android版)を利用する場合は3万3,000円(税込)
【月額費用】
0円
【決済手数料】
3.14%もしくは3.74%
【対応ブランド】
USENペイは、別途「USENペイ QR」の申し込みを行うことで全21種類の決済サービスに対応できます。
決済の種類 | 決済サービス |
---|---|
クレジットカード | Visa Mastercard JCB American Express Diners Club Discover |
交通系電子マネー | Kitaca Suica PASMO TOICA manaca ICOCA SUGOCA nimoca はやかけん |
QRコード | d払い LINE Pay メルペイ Alipay WeChat Pay ほか |
STORES 決済
コイニー株式会社が提供している「STORES 決済」とは、クレジットカードや電子マネーの決済に対応できるだけでなく、オンラインの決済に使える「STORES 請求書決済」も利用できますので様々なシーンで活用できるサービスです。
売上金の入金も、最短翌々日に入金可能な手動入金と毎月決まったサイクルで入金される自動入金から選択できます。
【初期費用】
専用のカードリーダー:1万9,800円(税込)
カードリーダー無償化キャンペーン
USENペイでは2020年5月から、条件を満たした方を対象にカードリーダー代が無料になるキャンペーンを実施しています。
キャンペーンの条件
・STORES 決済を新規で申し込みの方
・加盟店審査を通過している方
・審査通過月を含む6ヶ月以内にひと月でも合計20万以上の決済がある場合
さらにひと月50万円以上の決済がある場合には、もう1台カードリーダーが無料になりますので、複数店舗の営業をしている方やデリバリーやイベントの決済にも利用できます。
【月額費用】
0円
【決済手数料】
3.24%もしくは3.74%
【対応ブランド】
全14種類の決済サービスに対応しています。
決済の種類 | 決済サービス |
---|---|
クレジットカード | Visa Mastercard JCB American Express Discover Diners Club |
交通系電子マネー | Kitaca Suica PASMO TOICA manaca ICOCA SUGOCA nimoca はやかけん |
QRコード | WeChat Pay |
Star Pay
「Star Pay(スターペイ)」とは、株式会社ネットスターズが提供しているマルチ決済ゲートウェイと呼ばれる決済サービスです。Star Payを店舗に導入することで国内・国外のさまざまなQRコード決済サービスに対応できますので、訪日外国人観光客などの集客にも活用できます。
店舗で用意したスマートフォンやタブレットに専用のアプリをダウンロードして利用することもできますし、レシートを発行したい場合であれば専用の端末も利用可能です。
【初期費用】
タブレットやスマートフォン利用の場合:0円
専用の端末:3万8,500円(税込)
専用SIM:1枚550円(税込)/月
【月額費用】
0円
【決済手数料】
3.25%〜4%
【対応ブランド】
Star Payでは、国内だけでなく国外の全16種類のQRコード決済サービスに対応できます。
決済の種類 | 決済サービス |
---|---|
国内のQRコード決済 | LINE Pay d払い 楽天ペイ au PAY メルペイ ゆうちょPay クオ・カード ペイ J-Coin Pay FamiPay ほか |
国外のQRコード決済 | Alipay(中国) WeChat Pay(中国) Union Pay(中国) VIA(東南アジア向け) JKOPAY(台湾) GLN(国際標準の企業・事業所コード) |
まとめ
今回は人気のマルチ決済サービス5社の費用や手数料、対応ブランドなどをまとめて紹介していきました。
それぞれ低コストで導入ができたり、手厚いサポートやオンライン決済、インバウンド対策が可能などメリットが異なりますので、店舗での優先順位を決めた上で選択する必要があります。
まだ店舗にキャッシュレス決済サービスの導入をしていなかったり、さらに対応するサービスを増やしたいところであれば今回の記事を参考に店舗にあったマルチ決済サービスを選んでみてください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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